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☆クリエイティブを志す人必見☆「これからのキャリア」対談!~前編~

☆クリエイティブを志す人必見☆「これからのキャリア」対談!~前編~

こんにちは!トッキーです。
 
今回は広告ビジュアル制作業界最大手の株式会社アマナ取締役、amanabi学長でいらっしゃる児玉秀明さんと『就活ノート』運営事務局の田中によるインタビュー対談の前半です。 

「美大や専門学校に進んでいない人もカメラマンになれる」
「日本にもギャップイヤーの波が!」
 
など興味深いキーワードが目白押しのこの対談は、読めばきっと何か新しい考え方が見つかるのではないかと思います。 
就活生に関わらず、大学生全員に読んで欲しいです!
クリエイター志望の方々は必見です!
 
それではどうぞ!

【成長してきた環境の影響】

田中: 児玉様のプロフィールを拝見したんですけれども、元々は美術大学のご出身なんですね。
 
児玉さん: そうですね、美術大学に進んで、いわゆる広告代理店でアートディレクターをしていました。
 
田中: 大学に入られる時点で、広告代理店で働こうというとこは決められていたんですか?
 
児玉さん: 広告代理店かどうかは別としても、小さい時から絵が好きというのがあって、職を迷うってことがなかったですね。これはラッキーなのかアンラッキーなのか分からないですけど、ぼんやりとアートディレクターという職業につきたいと思っていました。
 
田中: 絵に携わるという観点で言えば、漫画家になるだったりとか選択肢もあるかなと思うんですけども、アートディレクターになろうと思われた決定的なきっかけは何だったのでしょうか?
 
児玉さん: 多分、親の影響ですね。絵は好きだったけれど、自分で油絵を描くことよりもデザインの方に興味があったんです。父親が広報関係の仕事をしていた手前、広告関係の本を小さい頃から読むことができたり、自然とそういうものがインプットされていって、そういった小さな積み重ねが影響した結果なのだと思います。

【成長してきた環境の影響】

【専門的な技術を学んでいない方がいいクリエイターになる?】

 
田中: クリエイターや、専門職的な立ち位置になられる方っていうのは、ある程度早い段階からその事に触れているように思います。例えば親御さんの影響だったり。
遅くとも大学を選ぶという時点で、ある程度道が見えてきている方が多いのではないかと。
 
ただ、一般大学に入ったけど、そういった道に興味を持つ方も沢山いらっしゃると思うんです。そういった人たちが卒業後にクリエイティブの道を目指すのは難しいのでしょうか?

 
児玉さん:決してそんなことはありません。
例えば最近、カメラマンになりたい人が、昔は写真専門学校や美術大学をでた人ばかりであったのに、今では一般の大学を卒業した人達がカメラマンを目指すというケースが多いんです。
注目すべきところは、一般大学を卒業してカメラマンになりたいっていう人と、今までの美術大学とか専門学校を出た人とでは、撮る写真がまるで違うということです。それがとても面白いんです。
4年生大学を出てその大学で全く別のことを学んで、その間に写真に目覚めて写真の技術を学んで、カメラマンに応募してくる。そういう人と、元々が写真好きといって来るのとでは、ちょっと物の『見方』、『捉え方』が異なる為、こういった違いが生まれるのではないかと思います。
 
今は写真ばかりじゃビジネスにならないんですよね。フィルムのカメラが今のデジタルカメラとか、スマホになった時点で、誰でも写真をとれる時代、世の中になりました。
20年前、30年前というのは写真を撮るためには一通りの知識が必要で、一部の人しか写真を撮れなかったんです。だから専門学校で技術を学んで、技術中心にきたカメラマンしかいなかったのですが、時代は変わって、デジタルカメラになった途端に、ある意味誰でも撮れるわけですよ。
ならばいい写真を撮るためには何が必要なのか。答えは『視点』なんです。
技術的にクリアしたその先は、『何を撮るか』っていうことなんですね。
その時に一般大学を出て、専門学校で技術を習ってなったカメラマンとの違いっていうのは『視点』にあるんです。どちらが悪い、という問題ではないんです。
 

【専門的な技術を学んでいない方がいいクリエイターになる?】

【『視点』さえ面白ければ今からカメラマンにもなれる!】

 
田中: ビジネスの観点でいけば、むしろ、ずっと写真をやっていた人よりも、上手くやる可能性があるという事なのですか?
 
児玉さん: そうですね。やはりカメラマンの仕事って物を伝える仕事です。その捉え方、つかまえ方が違うと、伝わるものも伝わらなくなっちゃうんです。
そこは大きく違ってきていると思いますね。昔はほとんど美術大学にしかデザイン学科ってなかったのだけれども、今一般大学にデザイン学っていっぱい増えてきています。その理由もいわゆる“技術”ではなく、『物の考え方』が、デザイン思考が必要だからなのです。
これからはロボットとコンピュータによって人間の仕事がどんどん奪われるじゃないですか。それは技術だけに拠っているのは、全部それに置き換わっちゃうでしょ。オペレーションとして。だからやっぱり物の考え方、その方が生き残っていきますね。

【『視点』さえ面白ければ今からカメラマンにもなれる!】

【能動的に学ぶ。大学で積み重ねるキャリア。】

田中:今の就活生は軸を持っていない、と言われることがよくありますが、そのことについて児玉さんはどう思われますか?

児玉さん: この前ベネッセさんが書いていた記事を読んだ時になるほどなって思ったのは、1年から4年間大学で学ぶ時間があるじゃないですか。何で今大学の3年とか4年になって、自分の進みたい道が分かんないのかなと疑問に思ったんです。
本来だったら1年生に入った時に自分はこうなりたい。だから4年間はこういう授業とこういう授業とこういう授業をとって、能動的になる為に勉強するのが理想ですよね。
けれど、入った時に何も考えないで4年生になって、無駄な授業を受けていたりするから、自分の学部とは関係のない職種ついたり。それじゃあ時間がもったいないですよね。 

実は、僕が今非常勤講師をしている大学側に話をしているんです。
1年の時にちゃんとしたキャリアという事について、きちんと勉強してもらって、自分の将来のキャリアっていうのを考えさせる授業を取らせるようにしようと。
 
田中: 今は三年生になってからようやくそれをやっている状況だと思うんですよね。
 
児玉さん: そうなんですよ。だから、3年生からまた学ばなくちゃいけない。
その問題解決の糸口として、アマナビでは最初の1年間で将来のキャリアについて学んでもらって、それで現場に出られるっていうことを考えてるんです。
この4年間を無駄にしない為の最初の1年生っていうのが、凄く重要なんです。

“~『amanabi』とは?~
アマナが主催する、プロフェッショナルビジュアルクリエイターの短期養成学校。現在は大学卒業生、専門学校卒業生を対象に1年間のクリエイター育成授業を行っています。
 “大学教育の職業的有用性(レリバンス)が求められる中、クリエイターも『集める時代』から、『創出する時代』になりました。また、メディアの多様化と電 子化が進み、ビジュアルコンテンツが大量に消費される今、広告制作の現場では、チームワークによる多様性と対応力が不可欠です。このような環境において、 『amanabi』は、個人の技術力や表現力に加え、「コミュニケーション力」、「ディレクション力」、そして「リーダーシップ」のスキルアップにも注力 してまいります。”
引用元:http://japan.cnet.com/release/30025896/

~後編に続く~

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