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こんにちは。

関西ライターのあざらしさんです。

先日友人数名と今年初のお花見に行ったのですが、そこでスーツにリュックを背負った新入社員の女の子に話かけられました。「10分500円でマッサージか肩たたきします!」『は?スーツでマッサージてなんかいやらしいにおいがするぞ!?』そんな筆者の妄想はさておき、よくよく話を聞いてみると営業力を鍛えるために新人研修として1日で10000円稼いでこいと大阪城公園に放り出されたそうです。資金として10000円渡されて、その資金を頭金に何か商品を買ってそれを売ったりするのもありらしく、とりあいず純利益で10000円稼ぐという新人研修らしいです。

『おもしろい研修だなあ!それにしてもマッサージて、、、もっと他に方法あるやろ!』とか思いながら寝っ転がってマッサージはしてもらいました。笑(普通のマッサージでした。残念。)

さて、そんなわけで今日は数ある新人研修の中でもかなりユニークでおもしろいものをご紹介したいと思います。

導入企業多数!自衛隊研修!

導入企業多数!自衛隊研修!

書いて字のごとく自衛隊と同じ生活を期間限定で送る研修です。
毎年100社以上の企業や団体、2,000名以上がこのプログラムに参加している実績のある研修です。

企業側の意図としては「学生気分の脱却を図るとともに社会人としてのルールを学ぶこと」を目的としています。

午前6時起床、午後11時消灯という規則正しい生活の中で、敬礼や隊列行進といった基礎訓練に加え、腹筋や腕立て伏せ、懸垂、1500メートル走などの持久力訓練も行います。

研修中は基本的に、隊員と同じようなキビキビとした行動が求められ、声が出ていない場合やルールを守れていない場合などは教官から指導があります。他にも隊員との懇親会や、教官などによる講話、駐屯地見学などもあるそうです。

これにより、学生気分の抜けきれない新人たちの意識の改善、社会人としての基本的なルールの学習や連帯感の構築など効果は抜群のようですね。

ハイテク研修

ハイテク研修

化学品等の研究開発を行う株式会社カネカでのハイテク研修。

どんな最先端な技術を使った研修なのかと思いきやこのハイテク研修、「はいつくばってテクテク歩く」の略でハイテクなんです。

毎年約100人の新入社員が淡路島に集められます。
携帯電話や時計などのハイテク機械を一切持たず、26キロのコースを計画通りに歩くという知力と体力が必要な研修です!

研修は8人程のグループに分かれて対抗式で行われます。
与えられた、地図・定規・タコ糸などを使って、自分たちで知恵を絞り、時間や距離を割り出し進んでいかなければなりません。

中には、目盛りをつけたペットボトルの底に穴を開けて、水が減った量で時間を計るというアイデアを思いつくグループもあったとか。

仲間と協力し合いながら困難に立ち向かう精神力と、コミュニケーションの大切さを身をもって学べる研修ですね。

知力、体力を振り絞り、やっとの思いでゴールした後も待っているのは反省会。
「なぜ計画した時間通りに到着しなかったか」「役割分担は機能したか」など、チームで話し合います。

頭脳を使って作戦を練り、足を使って結果を出し、最後に反省をし、次に生かす。
社会人として重要なことをこの研修を通して学ぶことができそうですね。

ヒッチハイク研修

ヒッチハイク研修

人材派遣などのアウトソーシング事業を展開する株式会社イカイで実際に行われている研修です。NHKで取り上げられたこともあり、話題になっていました。

まず新入社員は研修担当者と共に、本社から100km離れたところまで車で移動します。
そこで降ろされ、なんと財布と携帯を没収されてしまいます。「ここから本社までヒッチハイクをして戻ってこい」研修担当者はそれだけ言うと地平線の彼方に消えていくそうです。

本社に戻るためにはヒッチハイクをして戻るしかありません。
しかし、筆者もやったことがあるのですがヒッチハイクというのは強靭な精神力と交渉力が必要となります。欧米のようにオープンな文化ではない日本でのヒッチハイクは本当に困難を極めます。

たった1回のヒッチハイクで本社までいけることもないでしょう。
本社に戻るころには研修前とは比べものにならないほどの体力と交渉力を身につけていそうです。

ただこの研修、戻れなかった場合はどうするのでしょうか。フルマラソンおよそ2周分を歩くなんて気が遠くなりますね、、、笑

まとめ

いかがでしたか?
ひと昔まえであれば研修といえばオフィスにこもってひたすらアウトプットとインプット、そしてフィードバックの繰り返しのイメージがありましたが、最近の研修はこのようにユニークなものも数多くでてきているようです。ただユニークなだけでなく、しっかりとした効果が目に見えるような研修ばかりです。

自分の行きたい企業がどのような新人研修を行っているのかを調べてみるのも、おもしろいかもしれませんね。

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