◆稲盛和夫

「京セラ」「第二電電(後のKDDI)」を創業した稲盛氏は鹿児島の出身。
鹿児島大学工学部を卒業した技術者でありながら会計に明るく、「アメーバ経営」に代表されるような独自の経営手法で会社を大きく成長させました。
また盛和塾を立ち上げ、後進の経営者育成にも熱心に取り組みました。
京セラの会計について著した『実学』はベストセラーとなりました。
 
「私は、会社経営の目的というものは全従業員の幸せになってもらうことにあると思っています。従業員が一生懸命働いてくれたら業績が上がり上場もできるのです。」
「『もうこれでいい』と思った瞬間から、会社の没落が始まる。」
「今、この瞬間が未来につながり、未来の結果を左右する。」
「『誰にも負けない努力』を続けない限り、大きな成果は期待できない。人並み以上の努力をせずに、大きな成功を収めるということは絶対にない。」

◆柳井正

皆さんもよく着ているのではないでしょうか。ユニクロを展開する「ファーストリテイリング」の社長兼会長を努めています。
早稲田大学政経学部経済学科卒業後、父親の経営する小郡商事(後のファーストリテイリング)に入社。
経営を引き継ぎ、同社を世界企業にまで成長させました。
 
「既存の枠組みを超えない限りチャンスはつかめない。」
「仕事は自ら創り出すもの。仕事を見つけるのではなく発明するものです。」
「失敗してもそれを認識して行動し、また失敗しても最後までやる。それを早くやれば、絶対に成功する。」
「強い思いと執念、最後の一線はそこに尽きます。」
「即断、即決、即実行。考えてもわからないことはサイコロを振れ。またわからなかったら周囲の人に聞け。今はスピードが大切。」
「人生は一回しかない。自分の可能性を試して欲しい。」

◆孫正義

ソフトバンクグループの創業者の孫氏は、佐賀県の出身。
カリフォルニア大学バークレー校経済学部在学中にゲーム輸入事業を始めます。
卒業後は、日本でソフトバンクの前身となるユニソン・ワールドを設立し、ソフトウェア卸業で成功します。
その後、インターネットプロバイダ事業や携帯電話事業などに進出。大企業へと成長させました。
 
「大事なことは、誰がなんと言おうと、一直線に志に向かっていくこと。」
「若いうちの苦労は買ってでもしろといいますが、無理難題を体験すればするほど底力がついてくる。」
「裏技に頼ると大きくなれない。結局、正面突破していかないと本当に実力がつきません。」
「言い訳は解決への執念を鈍らせる。」
「数字が2つあったら足してみろ、3つあったら割ってみろ。」
「新入社員の発言でも、それが正しいことならば会議を通るという体質にしておかないと、会社は成長していきません。」

◆まとめ

一つひとつの名言を読んでいると、こんな人の下で働きたいな、と思いますね。
各氏の関わった企業はいずれも就職人気ランキングの上位常連。
やっぱりな、と納得です。

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