まずは交渉の方法を学びましょう

サンドバーグ氏は、仕事を続けたいと思うのであれば、3つのことをするべきだと話しています。
1つ目は交渉をすること。
男性と女性の考え方は根本的に違うことを知った上で交渉をしましょう。例えば、男性は自分の出世は「自分の努力で勝ち得たもの」と考えますが、女性は「周りのサポートや幸運」を理由に挙げることが多いのです。もちろん、外的要因も出世に関わる要因ではありますが、もっと「自分を信じて、自身のための交渉をして、出世を勝ち取る」努力をすべきだと語っています。しかし、一方で難しい問題もあるのです。男性の場合は出世している人は好感を持たれますが、女性の場合、出世している人は好感度が低くなりがちなのです。つまり女性がリーダーになるためには、周囲からの好感度を高めるという努力もしなくてはなりません。

パートナーとお互いに理解を深め、積極性を失わないようにしましょう

2つ目はパートナーと対等の関係になること。
出産はさすがに男性もというわけには行きませんが、家事や育児は対等にできたらいいのではないでしょうか。とはいえ、公園デビューをした際に男性が子供を連れていると、他の母親はあまり関わろうとはしないという障害もあります。夫婦で同程度の収入と同程度の責任分担がある家庭では離婚率が半分になるというデータもありますので、育児も対等に行える関係になってください。
3つ目は仕事の場に留まる努力をし続けることです。
仕事のことだけでなく、プライベートなことでも頭を悩ませる女性には「他の人が代わりにやってくれる可能性がある」仕事よりも「誰も変わってやってくれない出産や育児」を優先的に考えてしまうのです。なぜなら出世をすれば更に忙しくなることが分かっているからです。もちろん、そういった問題にぶつかってから考えるべきことでもあるのですが、リーダーを目指す女性は先を見通そうとするものです。だからこそ、結婚したら…、妊娠したら…、子育てをするには…と先のことを考えすぎて段々と積極性を失ってしまうのです。実際に予測したものはそのとおりになるとは限りません。問題に直面するまでは積極的に仕事に取り組むようにしましょう。

女性リーダーが増えない理由とは?

仕事をしている多くの人にとって、生活の中で仕事はとても重要な位置を占めていることでしょう。仕事でたくさんの成果を出し、認められたいと思うのは誰もが一緒です。
しかし、女性は出産、子育てを考えるあまり仕事を諦めてしまう人が多いのです。

出産休暇や育児休暇を取得している間、男性は仕事をして評価を上げていきます。もちろん、復帰してから十分な成果を出すことに注力すればいいのですが、家庭と仕事の両立に悩み、苦しみ、代わりの利かない家庭を選ぶ人が多いのです。もちろん、家庭を選択することは決して悪いことではありません。でも本当は仕事でも成果を出したいと思うならば、後悔しないようにできる限り努力してみてはいかがでしょうか。

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