【今年5月時点で、内定が20%超え】

今年の5月1日時点で、2017年卒を予定している現役大学4年生の就職内定率は、
その全体数の【25.0%】と、【4人に1人以上が内定】を獲得していることがわかりました。

前年では同じ5月時点で、20.7%と内定をいただいていたのに対し、
今年は企業からの内定だしのペースが早まっている状況といいうことで
6月からの面接試験の解禁を前に、25%もの大学4年生が内定をいただいているというのは驚きですね。

また、5月1日時点で、就職活動を実施している大学4年生は92.2%と、多くの大学4年生が就職活動を始めていました。

【今年の就活は二極化?】

大学3年生の3月に就職活動が解禁され、4年の5月にエントリーシートの提出や書類の提出、筆記試験などが実施され、6月から面接解禁、内定という流れに変更され、全体としてこれまでの就職活動より後ろ倒しになっています。

例年にくらべ、大幅に後ろ倒しになり、戸惑っている就職活動生も多い今年の就職活動では、二極化が進んでいると考えられています。

短期的に高密度に行う人と、例年に近い長期的に行う人の2つです。

もちろん、これまでにもこのような傾向は見られましたが、今年度の二極化は顕著であり、大学3年の3月にスタートした就職活動で、すぐにスタートを切った人が波に乗っているという傾向もあります。

中小企業など、どうしても新入社員を一定数獲得したいと考えている会社や企業は、3月の就職活動解禁後すぐにエントリーシートを受けつけ、5月には内々定を出す、例年と同じスピードで進んでいるようです。

【大手企業のホンネとタテマエ】

選考解禁が6月以降となる大手企業ですが、その実態は・・・・
やはり、というべきか、「すでに内定を極秘に伝達している」ことが発生しています。
大々的に内定とは言えないため、就活生本人には周囲への報告を口止めされているとか。。。

【就職活動生が今からでも取り組むべきこと】

すでに内定を獲得した就職活動生も、これからの人も取り組むべきことを挙げてみましょう。

①今からでも、全力で何かに打ち込んでみる
これまでに特に何ものめり込んだり、打ち込んだりしたことがなく、就職活動でもつまづきを感じている人こそ、何かに取り組んでみてください!その「何か」を見つけるのもまた、大変かもしれませんが。。。これを機会に自分を見直し変えるチャンス!

②英語学習
これからでも英語学習に取り組むことは、社会人になってから大きく影響してきます。楽天をはじめとしてグローバル化に向けて「社内公用語は英語」とする企業も増えそうです。

③将来を具体的に考える
就職活動をして、なおさら将来が揺らいだ人や、曖昧な将来に不安を募らせている人も多いかもしれませんが、就職活動を機に自分の将来についてゆっくりと考えてみるのも良いでしょう。
ただぼんやりしたものだと意味がないので、
「○年後に、仕事でこんな成果を出して、部下を△名もつ!」
「○年後に、年収***万円となり、都内の2LDK高層マンションに住む!」
「○年後に、こんなサービスをつくって□□万人に使ってもらう!」
などとにかく具体的にイメージしてみましょう。

【まとめ】

就職活動では、内定をいただくことに精一杯になってしまいがちで、例年との変更点に戸惑っている人も多いかもしれませんが、立ち止まるべきことは立ち止まり、考えるべきことをしっかり考えて取り組んでください。

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