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シリーズ番外編 【職種研究・管理部門編】 アンカーの役割と現実

シリーズ番外編 【職種研究・管理部門編】 アンカーの役割と現実

財務部と経理部の話を、ここまで書いてきました。この2つはカネを扱う部署なので、ルールや決まりを重んじる、ということもイメージできたと思います。

アンカーのあるべき理想の形とは?

繰り返しになりますが、特に経理部は会社のアンカーです。アンカーが余裕をもって走るためには、その前の走者がキッチリと自分の持ち味を出し切って、自分の仕事をキチンとやり切り、それを経理につなげていくことが重要です。

会社という組織においてアンカーのあるべき理想の形は、余裕を持って走れるか?という点にかかっています。経理が余裕を持って仕事をしないと、精度の高い通信簿ができないのだから。

それでは余裕とは何か?というと、それは、黙っていても経理部の手元に、正しく要件を満たしたエビデンスが回ってくることなのです。スマートボールでいうと、タマをビーン!と打った瞬間から、下のどのボックスに入るか?が決まっており、何もしなくても、所定のボックスに入るということですね。打つ前からどこのボックスに入るか?が判っているのだから、ゲームとしては面白くも何ともないけど、でも組織においては、特に経理部にとっては、この面白みがないということが、究極の理想です。

アンカーは自分から動いてはいけない

経理は待ちの部署です。下でボックスを管理していて、そこに落ちてくるタマを整理するのが仕事。机に座ってタマが来るのを待っているのが仕事。決して、途中までタマを迎えに行ったり、こぼれたタマを拾ったりという、動きがある部署ではないのです。スマートボールのボックスは、勝手に会社都合で動かしてはいけないものですので。これは法律や定義で決まっているものだから。

でも残念ながら、どんなに成熟した会社や、歴史ある大企業であっても、実際には、タマは決まったボックスに全部入ってはくれません。途中で止まったり、全く見当違いのボックスに入ってしまったりということのほうが、圧倒的に多いものなのです。

アンカーにタスキをつなぐ交通整理をする部署とは?

しかし、会社が通信簿を作るためには、きちんとタマが筋書き通り動いてくれないと困ります。だからリレーで先を走る走者が、きちんと正しいコースを適正なスピードで走ることができるようにして、アンカーの経理につなぐ役割の部署、つまり交通整理をする部署が必要になってくる訳です。

交通整理をする部署、それは実は、「総務部」ということになります。

総務のお話は、もうちょっと後になるんだけど、このタイミングで触れておかないと、総務の本質がイメージしにくくなるので、ここで書かせてもらいました。総務は交通整理をして経理につなぐ・・・これを覚えておいてください。

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