【大学卒初任給平均は・・・?】

大学を卒業して社会人になった1年目の平均給料は、
労務行政研究所の調べによると、
 
『20万6250円』なのだそうです!
 
また、大学院卒の初任給は『22万2,998円』という結果が出ています。

画像引用:http://www.sfc.keio.ac.jp/campuslife/

【大学卒初任給平均は・・・?】

【初任給38万!?注目の企業】

 
IT系やベンチャー企業は高い初任給を払うことが多いようです。
 
例を挙げると、
 
DeNA:38.7万円
グリー:35.0万円
サイバーエージェント:34.0万円
楽天:30.0万円
クックパッド:30.0万円
 
となっています。
平均よりも10万以上高い!!
優秀な学生を採用する為に高く設定していたり、そもそも会社の給与水準が高かったり、ということでしょう! 
  
画像引用:http://blog.livedoor.jp/n201072-4649/archives/9146935.html

【初任給が高い企業の特徴】

 
では、初任給が高い企業の一般的な特徴について紹介します。
 
1, ベンチャー企業
少数精鋭で飛びぬけて優秀な人材が欲しいベンチャー企業は高額な初任給であることが多いです。
 
2, 人が集まらない企業
その企業のイメージが悪い、などの理由で就活生が集まらない企業は、高額な初任給を提示して人材を集めることが多いです。
 
3, 社員を使い捨てにする企業
労働力を搾取するだけ搾取して、使い物にならなくなったらすぐにクビ、というブラックな企業も、初任給の高さで就活生の人気を取ることがあります。
 
4, 無名な企業
初任給を高く設定して就活生の目に留まるようにしないとやっていけない、という企業もなかにはあるようです。
 画像引用:http://googirl.jp/lifestyle/1306money364/

【初任給が高い企業の特徴】

【『初任給』のカラクリ】

 
高い初任給、その裏には就活生の目をくらませる罠が隠れているかもしれません!
 
その初任給のなかには、残業代や各種手当を含んだ給料を表示している場合があります。
基本給と書かれていれば、残業代や手当は含まれていないケースがほとんどです。
一切残業しなくても最低限、20万円はもらえるということを意味しています。
「基本給」と書かれていない場合は、残業代や手当も含んでいると考えたほうがいいでしょう!

画像引用:http://totalmatomedia.blog.fc2.com/blog-entry-1315.html

【『初任給』のカラクリ】

【見るべきなのは昇給額!】

初任給も大事ですが、その後どのように昇給していくのか、生涯いくら稼げる可能性があるのか、の方がもっと大事ですよね!
昇給額によっては初任給の差など数年で、場合によっては1年でひっくり返ります。
実際、一般的に給与が高いと言われる企業は初任給を安くしているようです。
その理由は主に二つあります。
 
一つ目は、「会社の利益への貢献度」
 企業に入ってすぐに利益をもたらす新入社員はそういない為、最初は低めの給料を設定することがほとんどです。 
 
二つ目は、 「顧客への配慮」です。
あまり高い初任給を出していると、株主総会で「それならもっと商品を安く出来るだろう」という指摘をもらう可能性があるため、初任給は低めにして、毎年昇給していくのだそうです。
 

【まとめ】

 
昇給額も高くて初任給も高い会社はそうそうない、と考えてもいいでしょう。
会社に利益を出せるようになってからしっかり昇給していくのが普通です。
給料の面で見るべきなのは、生涯賃金や昇給率の方でしょう。
 
今日から、目先の初任給にとらわれすぎることのないようにしましょう!

新規会員登録はこちら
ページトップ