【志望業界以外の選考に行きまくる】

「えっ?」と思うかもしれませんが、これは正攻法でいくなら重要です。

金融や食品、メーカー、総合商社しか見ていないという人たちは、なぜか同じ業界の企業しか見ていないのです。それでは、「その業界に行きたい!」という気持ちが増えているかもしれませんが、人事からした「うちの業界(企業)でないといけない理由」が気になるのです。

もしも一つの業界しか受けていないということがあれば、それはその業界でないと行けない理由が薄くなります。そのために、あえて興味がない業界の選考にいってみるのです。
その際に二つのことを意識して行って下さい。

①他業界に興味がない理由を説明できるようにする

一つは、その業界に興味が無い理由を人に説明できるようにしましょう。
まず言えるのは、「知らない≠興味ない」ということです。

興味ないという理由でその業界に行きたくないという人がいますが、本当にその業界のことをわかっているのでしょうか?
長期のインターンをした人ならまだしも、3月の解禁から始めた人や、少し早く12月から始めた人は、あまりその業界で働くやりがいを知らずに、興味ないというように定義付けます。

しかし、それは興味が無いのではなく知らないのです。やはり、就活をしていると余裕がなくなり、視野も狭まるので仕方がないのかもしれませんが、その中でも周りがしていないことをするからこそ、内定に近づくのです。

②マイナスからの志望理由をつくる

二つ目は、マイナスからの志望理由を作りましょう。

志望業界(企業)のマイナスポイントを探すことで、入社後にそれを解決していくためのキャリアプランを語りやすくなります。やはり、問題点を見つけていくことで周りの就活生が気づかない点を話すことができますし、「こいつは欲しい」といえる理由をつくることができます。

興味がある、好きなこと、イメージができることを語ることは簡単ですし、周りの学生もみんなやっています。

そうではなく、あえて逆の切り口に立ち、志望業界の良くないところを探していくことで、どんな人物像がもとめられているのか、自分の入社後はどうしていくことができるのか、などの「御社に入りたい!」ではなく、「一緒に御社を成長させていきたい!」想いを語ることができます。

まとめ

みなさんが各業界に行きたいという気持ちは面接官の方も理解してくれています。

しかし、人気ということはそれだけ企業側が学生を選ぶことができるのです。「欲しい人材」になるためには、あえて他の業界を見た上で、志望業界(企業)に行きたいという風に、志望理由を考えてみてください。

長期インターン組はあまり多いわけでありません。周りと差別化していくために何をする必要があるのか、それを念頭に今後の就活も頑張って下さい!

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