データから見る6月本選考開始の嘘

“リクルートキャリアが全国4050社に行った調査によると、面接などの選考を解禁前の5月までに始めると答えた企業は67.9%と3分の2を上回った。”(出典1)と、調査で明らかになっていたが、就活生はどうであったのだろうか。
就活みらい研究所の調査によると、2017年度卒で6月1日時点で内定を1社以上持っている割合は51.3%であった。この割合は2015年卒(4月本選考開始)が6月1日時点で内定を1社以上持っている割合が61.3%であったことを考えると、非常に高い割合である。また、5月1日時点の内定率は25.0%であることから、5月1日~31日の間に内定を得ている方が最も多く、内定のピークは6月では無くて5月になっている。しかし、みなさんはこの割合を見て、「どうせ理系が推薦で内定を得ているだけ」と考える方がいるかもしれないが、2017年度卒は文系でも6月1日時点で48%内定を保有していること

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