教育学部の一般的な勤務先とは

地方公務員は人気の職種でもあります。何故ならば、どんなに不況になったとしても仕事がなくなることがないからです。
教育学部を卒業してそのまま教師になる人ももちろん多いですが、そんな人ばかりではありません。では教師の道以外にどんなところに就職するのでしょうか。

代表的なものですと主に下記のような就職先があげられます。

地方銀行

教師に最も似たような業態と言えば金融機関をイメージする人が多いのではないでしょうか。所謂”お堅い仕事”というイメージがあって安定しているというイメージを抱くのではないでしょうか。
収入も安定していますし地元で働きたいと考えているのであれば地方銀行などがおすすめです。実際に教育学部出身で地方銀行に就職したという人は多いです。

一般企業

教師の道に進まなかったとはいっても”大学で学んだことを活かして働きたい”という人は多いです。そういった人は主に出版業界などの教育系の会社に就職することが多いです。こういった企業に入社できれば学校で学んだことを最大限に活かせることでしょう。
特に営業などの職種に就いた場合、テキストの販売などをしなければいけません。
こういったシーンで学校で学んだことが生かせるのです。最近ではweb上で教育関連のメディアなども充実しているため、編集兼ライターといったポジションで働くことも可能です。

Nさんの場合

私は、ブライダル・ホテル業界を中心に就職活動をしていました。

私は、学生時代に頑張ったことは教育実習と別のことを話しましたが、

「何故教師ではないのか」という質問には、
「教育実習をしてみて、その経験から就職活動しようと決めた。」というように
教育実習の話題を出していました。
「教師は勉強を教えることが主な仕事ですが、
その勉強はカリキュラムに沿って進めなくてはならず
全て予定通りに終わらせるために、
勉強が遅れている子にペースを合わせることができません。
私は、理解出来ていない子がいることに気づいていても、
授業を進めなくてはいけませんでした。
そのことが私にとってはとても心苦しく、私の性分には合わないと感じました。
私は一人一人に十分向き合ってその人の要望を叶え、
解決できる仕事に就きたいと思いました。」

このように答えると、
私が受けていた業界は、ブライダルやホテルなど、
マスより個人と向き合う仕事だったので、納得してもらえました。

Mさんの場合

私は、面接で、自分から教育実習の話をすることはありませんでした。
それは、隠していたわけではなく、もっと伝えたいことがあったからです。
なので、最も話したいことが教育実習ならそれでいいと思います。

また、私の場合は、「何故教師ではないのか」という質問に
「もちろん子供は好きですし、教育実習でやりがいも感じました。
しかし、私は大学時代に経験した○○という経験から、△△にもやりがいを感じ、
教師よりも、△△な仕事をしていきたいと考えました。」
と、答えていました。

あとは、△△に説得力を持たせるような話が出来れば問題ありませんでした。

特に注意していた点としては、教師を否定しないことです。
マイナスな言葉を発さないという意味合いもありますが、
「教師のここが合わない」という言い方をしてしまうと
「うちの会社もそういう一面あるよ」と言われてしまったときに困るからです。

Aさんの場合

私は、玩具メーカーから内定を頂きました。

志望している企業が子供から大きく離れることはなかったので、
そこまで突っ込まれることはなく、納得してもらえたのだと思います。

私の場合、学生時代頑張ったことは、正直に教育実習のことを話しました。
また、「何故教師ではないのか」という質問には、
「子供が大好きなので、もちろん教師も素敵な職業であることは間違いないのですが、
目の前の子どもたちだけでは物足りなくて、

もっと多くの子供たちを喜ばせたり楽しませたりしたい、という気持ちになりました」
という風に答えました。
そして、「なぜ目の前の子どもたちだけではだめなのか?」という質問に
自分の経験から得た考えを答えることで、納得していただけました。

最後に

いかがでしたでしょうか?具体的にどのように答えればよいか
イメージがつかめたのではないでしょうか。
やはり、教育学部出身の先輩方も、
必ずと言っていいほど、面接で同じ質問をされているようです。
ですが、答え方は見ていただいたとおり、三者三様。

今ははっきりと答えられなくても、先輩の回答例を参考にしつつ、
「なぜ教師ではなく、就職なのか」という点を明確にしておきましょう。

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