『アナと雪の女王』の大ヒット!

日本でも流行語大賞に作中の歌詞がノミネートされるなど、大ブームとなっている『アナと雪の女王』。
昨年末に全米で公開されて以来、興行収入はアメリカ国内だけで約4億74万ドル(約440億8,140万円)、世界では約12億7,422万ドル(約1,401億6,430万円)に上り、アニメーション映画の世界興収歴代1位となりました。
2015年春には続編となる短編映画も発表になり、まだまだその勢いは衰えそうもありません。

パークの本格的なリニューアルがスタート!

オリエンタルランドは今後10年の経営ビジョンが発表となりましたが、最大の目玉はテーマパーク事業に対する5000億円の投資です。
ちなみに、この投資額がどの程度の規模かというと、近年オープンした新規アトラクション、東京ディズニーシーの「トイ・ストーリー・マニア!」が約115億円、東京ディズニーランドでリニューアルした「スター・ツアーズ」は70億円ほど──ということから、その規模の大きさがわかります。

歴代最高の年間入場者数!

2013年度は年間入園者数が3130万人と、これまでの最高記録だった2012年度の2750万人を大幅に更新しました。
ですが、オリエンタルランドでは2700万~2800万人が、入園客に高い満足を与えられる現在のキャパシティと考えています。
これを10年で3000万人以上に引き上げるため、快適性を高めるインフラ整備に着手。
また、年々増えている40歳以上の中高年をターゲットにした、大人が楽しめる飲食施設やショーなどの新アトラクションの増設も検討されているようです。

東京ディズニーランドではすでに改良に着手!

東京ディズニーランドは、今年9月にジャングルを探検するライド型アトラクション「ジャングルクルーズ」をリニューアルオープン。
さらに、人気作品「リロ&スティッチ」の新しいショー型アトラクションなど、今年から来年にかけての完成を目処に394億円という投資額を使って矢継ぎ早に改良を行っています。

東京ディズニーシーはショー関連のリニューアル!

一方、東京ディズニーシーでは水上ショーが行われる「メディテレーニアンハーバー」の鑑賞環境を完全するため、ハーバーの埋め立てなど鑑賞エリアの拡大が行われています。
また、映画「リトルマーメイド」のショー「マーメイドラグーンシアター」をリニューアル、人気のショーである「ミスティックリズム」を流行のプロジェクトマッピングを利用したものへと変更の予定となっています。

最大の目玉!新エリアの増設!

5000億円の投資の最大の目玉は、パークのエリアの刷新と増設です。
東京ディズニーランドには、アドベンチャーランドやファンタジーランドなど7つのエリアに分けられ、アトラクションやレストラン、ショップなどがそれぞれのテーマに応じてデザインされています。
この各エリアを順次刷新していくとのこと。
さらに東京ディズニーシーでは用地が余っていることから、更なるエリアの増設が行われます。
パークの開発はアメリカのディズニー本社との合意が不可欠になっており、入念なスケジュール調整が求められますが、ビックプロジェクトですのでここ数年の動きに注目が集まります。

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