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グループディスカッションで何を見ているの?

グループディスカッションで何を見ているの?

グループディスカッションでは、一緒になった学生の発言によって議論が違う方向に行ってしまったり、自分の言いたいことがうまく言えなかったりするものです。これでは、本当の自分を見てもらえないと不安になるのも、よくわかります。グループディスカッションは、はたしてどのような意図で行われているのでしょうか。

「それはいいですね」と同調すれば協調性が見せられる?

グループディスカッションでチェックされるのは、協調性やリーダーシップだと、一般的に言われています。そのせいか、相手の言っていることをただ聞き入れることが、協調性があることだと思い込んでいる学生も多いのではないしょうか。
たとえばある会社では、一定の予算枠の中で、イベントでやる出し物を決める、という設定でディスカッションをしてもらったそうです。実際の文化祭などで出し物を決めるときには、あれがいい、これがいいと、意見がぶつかり合って喧々諤々の議論になるはずです。ところがそうした展開にはならずに、一人が「たこ焼き屋をやりたい」と言い出すと、みんな「それはいいですね」と同調し、すぐに意見がまとまってしまったそうです。
参加者の間でおそらく、本音を言って議論を紛糾させてしまうよりも、時間内にスムーズに結論をまとめよう、という意識が働いたのでしょう。「そういう意見もありますね」「その通りですね」と烏合することが協調性だと考えたのかもしれません。
しかし、グループディスカッションで重要なのは、それらしい結論に導くことよりも、自分の意見をきちんと出して議論することです。結論を出そうとするまでの過程で、どれだけ集中しているか、どれだけ考えようとしているか、が大切です。
そして、面接官が見ようとしている協調性とは、意見を戦わせて、お互いの状況をよく理解した上で、最後に歩み寄れるかどうか、ということです。相手の話を聞いて、自分の解釈を相手に確認しつつ、自分の意見も述べていくのがポイントになります。そしてこの考え方は、グループディスカッションだけでなく、面接全般における基本姿勢となります。
よって、グループディスカッションで低い評価がついてしまうのは、議論にまったく参加しなかったり、「そうですね」と言うだけ、あるいは相手の話を聞かずに自分の言いたいことを言う人です。議論は参加者が一緒に作っていくものなので、それができないと、組織で働く上ではマイナスに評価されるのです。

口火を切ったほうがリーダーシップを評価される?

テーマを出された後に、「それでは、一人ひとり意見を言っていきましょうか」と最初に口火を切ること、ディスカッションの仕切り役になること、あるいは自己主張をして強引に持論を通すことがリーダーシップの表れだと思っていないでしょうか。
しかし、仕切り役として「あなたはどうですか」と振るだけではリーダーシップとは見られません。最初はまったく発言していなくても、途中で「皆さんの言っていることはこうですよね」と言って、議論の展開を変えたり、話の焦点を絞ったりする人のほうが、その場を仕切っている、議論でリーダーシップをとったと判断されます。
相手の意見を受け止めながら、新しい観点を提供し、みんなと意見のキャッチボールをしながら、徐々にまとめていけることが、議論におけるリーダーシップなのです。

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