グループディスカッションで何を見られる?

最近増えてきたグループディスカッション。もちろん面接であったり筆記試験、webテストでは計れないものを見るために実施されます。では具体的には何を見られているでしょう。
大まかに分けますとコミュニケーション能力、協調性、積極性、論理性、展開力となります。
まずはコミュニケーション能力。一番基本的なものになります。相手の話を聞き相手に自分の考えを正確に伝える力です。こんな当たり前のことをわざわざと思うかもしれませんが空気に呑まれて場違いな発言をしてしまう、こういったことには気をつけていきたいですね。次に協調性。他の人の話をよく聞く。自分の意見を無理に通そうとしない。あまり発言できていない人に話を回してあげる。気配りが大事です。次に積極性です。発言を積極的にしていきましょう。発言が少なすぎると面接官は判断材料が何も得られません。ただ的外れなことをいってしまったり同じことを繰り返して言ってしまうなどには気をつけたいです。お次は論理性。発言内容に根拠を持たせていくと説得力を持たせやすいです。「結論としては~。理由は~です。」など。後は事前準備ですね。議題が時事問題であることも多いので日ごろからニュース等をみてちゃんと把握していないと発言自体が難しくなってしまいます。最後に展開力。これがもっとも重要です。時間配分はもちろんのこと、発言の少ない人に話を回す。議題からそれそうになったときに話の流れを元に戻す。人の意見をまとめる。などなど上記の基準に気をつけながらやはり議題を進めていくことを最優先にしていきましょう。

具体的に何をすれば?

評価基準については述べました。では具体的には何を準備して何を気をつけて進めていけばいいのでしょう。
まずはグループディスカッションが始まる前の準備について。
必ず時事問題、志望先の業界についての勉強はしてからいきましょう。グループディスカッションの議題が時事問題やその業界に関係することも多いです。そうなってしまったときその議題についての予備知識がなければ発言は難しく、無理に発言しようとすれば的外れなことを言ってしまい議論の妨げになりかねません。次に議論が始まる前、面接官が来る前にグループメンバーで話をしておくといいですね。いきなり始まってもあまり発言できない人も出てくるでしょう。少しでも緊張を和らげて発言しやすい空間をつくっておきたいところです。
次にグループディスカッションが始まってから。
絶対に無理をしてはいけません。無理にその場をまとめようとして空回りという話はよくききます。グループディスカッションの選考で司会が有利とかそういうことはありません。グループディスカッションではタイムキーパー、書記などの役職があります。自分にあった役職を確実にこなしていきましょう。後は空気を読みながら自分の発言時間が長くないか、議論に参加できていない人はいないか、発言が的外れでないか、反対する場合は根拠と代案を用意するなどに気をつけておいけばいいでしょう。

まとめ

長々と述べてきましたが事前に知識をつけておく。場の空気をしっかりとよむ。これをきちんとしていくのが大事です。
以上のことを意識しながらグループディスカッションを成功させていきましょう。

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