■就活生の内定率は?

 
リクルートキャリアの調査によって、2016卒の学生の就職内定率は、8月15日に時点で70.6%となりました。(少なくとも1社から内定を得た学生の割合)
面接が解禁された8月1日の時点で65.3%に達していました。
 
10人中7人以上の就活生が、内定を持っているということですね。これをみて、まだ就職活動を続けている人は、「もうみんな就活終えているのか・・・」「企業も、もう採用活動してなさそうだなあ・・・」と落ち込んでしまうかもしれませんが、ここで1つ気をつけなければならないことがあります。
それは、この70.6%の中にも、まだ就職活動を続けている学生がたくさんいるということです。この数字は、少なくとも1社から内定を得た学生の割合なので、滑り止めの企業の内定しかもっていない学生も含まれているのです。
 
すなわち、まだ就職活動を続けている学生は、少なくない!ということが予想できますね。
 

■就活生の内定率は?

■企業の採用活動状況は?

 
企業の採用活動状況ですが、業界によりますが、現在二期採用が終了したころでしょうか。
大学のキャリアセンターには、「8月から大手しか受けず、全滅しました」「就職浪人を考えています」「これからどうすればいいかわからない」という相談が増えているようです。
 
そんな風に就活生が悩む中、実際には企業側はまだまだ採用活動を続けるのではないかと考えられます。あるニュースで掲載されていた、大学キャリアセンターの様々な声をご紹介します。
 
・「9月2日に開催する学内企業セミナー40社枠に130社の応募があった」
・「内定率が一人歩きし、企業は採用活動を終えたと思っている学生がいる」
・「8月31日から大手企業を中心に1日2社、計16社を招いて学内説明会を開く。」
・「9月1日から3日まで、89社が参加する学内説明会を開催する。」
 
企業から大学に対して、連日求人票が届いている様子が伺えますね。それも、有名企業からも求人が届くそうです。企業側も、内定辞退などにより、十分な内定者を確保できていないのでしょう。
 

■企業の採用活動状況は?

■今後も採用活動は続く

 
今までみてきたように、今後も採用活動は長期にわたって続くと考えられます。10月1日に内定式はありますが、それ以降に面接が行われることも、無きにしも非ず。
 
筆者の友人の1人は、先週就職活動を終えましたが、二期採用で、大手インフラ企業に内定をいただいていました。8月に良いスタートを切れなかった人も、まだまだチャンスはありそうです!
 
今後の就職活動を成功させるために、求人票などの情報収集を粘り強くしていきましょう。
 

■今後も採用活動は続く

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資料引用:http://www.j-cast.com/kaisha/2015/08/28243814.html http://www.nikkei.com/article/DGKKZO91136800Z20C15A8TCP000/?n_cid=SPTMG003
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