就活においての業界研究

「TV業界は大変だ!!」の大きな誤解 【クリエイター集団WISENLARGEの採用責任者が語る注目業界事情】

「TV業界は大変だ!!」の大きな誤解 【クリエイター集団WISENLARGEの採用責任者が語る注目業界事情】

TV業界へ就活をお考えの学生の皆様。
もしくはなんとなく本当はTV業界に関わりたかったけど、仕事にするには大変そうだから諦めようと思っているあなた。
本当はエンターテインメントや楽しいことを仕事にしたいと考えたが「好きなことを仕事にしない方がいい」と友人やご両親からストップを掛けられたあなた。

そんなみなさまが世の中の情報から受ける印象は
TV業界はなんか辛そう、大変そうというイメージの方が多いのではないでしょうか?

TV業界はツライ!?

TVの業界は確かに、OA前は家に帰れない。

ただ、好きを仕事にするという意味では、最高の職場ではないかと思います。

学園祭の時にみんなで夜遅くまで残って準備をしているときって、
大変ではあるけれど、すごく楽しいし、充実していますよね。

仕事をすることに対して、あまり深く考えずに、
「プライベートが充実できれば」「仕事に関してはなんでも良い」
という考え方もあります。
しかし、実は多くの方はそうは考えていないのではないでしょうか?

1日24時間短くても8時間の時間をその仕事に使う。
1日8時間は睡眠や食事や移動に使うと考えると、
起きて活動できる時間の半分以上を仕事に費やすことになります。

要するに、仕事とプライベートを切り分けて考えると、
人生の半分を切り捨てることになってしまいます。

だから、仕事選びはすごく重要。

TV業界は確かに忙しいけれど、自分の好きなこと、したいこと、伝えたいことを形にできる
とても楽しく、意義のある仕事だと思います。

忙しいと言われているTV業界ですが、労働時間で考えると、
他の職業とそんなに変わりはないのかもしれません。

TV業界朝の出勤時間は割りと遅めな人が多い。
もちろん撮影で朝が早いケースもあります。

しかし、毎日撮影というわけではないので、撮影のない時はお昼ぐらいに出勤するということはよくあります。

他の職業では朝7時、8時に出勤をして、残業や接待があると終電になるということもあることを考えると
15、6時間働くケースもあることを考えると、一概にテレビ業界だけが特別労働時間が長くて大変ということではないようです。

少し不規則ではあるけれど、やっぱり楽しい自分の好きなTVに関わる仕事をしている人には
イキイキとして輝いている魅力的な人が多い。

それは自分がやりたいことを自分の意志でしている人が多いから。
やらされ仕事でない仕事は、すごく楽しいものです。

楽しければ、遊びと同じで
どれだけ働いても満足感や達成感で仕事をやめたいとは思いません。

また、撮影、OAがない時には、割りと時間に融通が利いたりすることもあります。
波はあるけれど、波が落ち着いているときにはお休みをとったり、自分のしたかった仕事をしたり、
早く帰ってみんなで食事をしたり他の仕事と同じような、それよりももっとスローな時間を過ごすこともあります。

TV業界は狭き門

もうひとつ、TV業界は「TV局」に就職しなければ、
TV番組の制作に関われないと考えている学生さんが意外と多い。

新卒採用をして学生さんとお話をしていると
「TVの業界はTV局しかないと思って諦めかけていました。」
というようなお声を頂くことは多いです。

また、TVに関連するような専門学校で学んでないとTVの仕事につけないのではと考えて方も多いですが
大丈夫です。

TV業界は案外4年制大学を経て、就職をして初めてTV業界の世界に触れる人がほとんどなので安心してください。

番組制作は3つのパターンで構成されています。
・TV局制作
・制作会社制作
・制作会社製作

TV局制作
・TV局が自ら製作を行うパターン
こちらでは局員と人材会社(エージェンシー)から出稿してくるADやディレクターで製作を行っています。
TV局員は製作スタッフの中で20~30%しかいません。外部の手を借りなければ番組は成り立ちません。

制作会社制作
・制作会社がTV局から制を委託されて行うパターン
番組の一部(放送週ごと、コーナー)ごとに委託をされている。
TV局から委託をされているので、権利はTV局がもっており、制作された映像はTV局へ納品します。

制作会社製作
・制作会社が自社で費用を捻出して制作を行うパターン
映像の権利に関しては、制作会社が持っており、とくに映画などに多いパターンがある。
最近では制作会社製作の場合、TV局、ネット配信など合わせて配信を行い、両方から収益を得ることもある。

3つの制作パターンの中でTV局員が関わっているのは、
局制作のみで、局制作の中でも全員がTV局員ではなく多くの制作スタッフを外部のスタッフに依存しているのが現状です。

ですので、TV番組を作りたいという方はどういう関わり方があるかというと、
以下の3つが挙げられます。

①TV局員
②製作会社スタッフ
③エージェンシーからの出向(派遣)

TVが好きで、番組制作に関わる仕事がしたくてTV局を受けたが落ちてしまった。
TV局はハードルが高そうだから受ける前から諦めてしまった。

そんな人には朗報かもしれません。

せっかくもった夢を知らないばかりで諦めてしまうのではもったいない。

TV局は通らなかった、やりたい番組を創っている製作会社に通らなかった、
そんなときは、③のエージェンシー(派遣会社)に就職するという手段があります。

そこで希望の番組やそれに近い番組に配属をしてもらうことも可能なのです。
実はTV業界の門は広がっていると言うことを知って頂き新たなチャンスを掴んでもらえたらと思います。

最後にTV業界はどんな人が向いているのか?

●TVが好き

なんといっても「TVが好き」この気持が大事。
ただ見ることが好きなだけでなく、この業界にずっと関わって生きたい。
自分も良い映像(おもしろい、感動する)を作っていきたいと本当に思えるかは長くこの業界に携わる上では重要。
TV業界に関わる人はこの好きベースにあって初めて

●自分のやりたいことがはっきりしている

やりたいことがTV業界にあることがはっきりしていることが求めらます。
現場が大変である時に、そのモチベーションになるのはこの仕事をやる目的がはっきりしているということ。
なんとなくやりたいではTVの仕事はなかなか大変ではあるかもしれません。

●こだわりを持っている

自分なりのこだわりをもっていることは重要です。
こだわりを持っていることで、自分のこだわりに関しては深い知識を持ちます。
番組の企画を出す時など自分が持っているこだわりや趣味が思いもよらずに役に立つ時がきます。
周りの人は知らないけれど自分が知っている。
この引き出しが多いほど重宝されます。
その知識がうまく企画に活かされればとても嬉しく感じるでしょう。

ある意味鈍感であること
徹夜することや家に帰れないことがあっても、どこでも寝れる、多少風呂に入れなくも気にしないなど、忙しい時はしょうがないと思える鈍感力。
取材やインタビューなどで聞きづらいことがあっても、番組に取って必要であれば気を遣いすぎて聞き逃してしまうようなことがないようしっかりとした芯を持って、ある意味気にしないことが必要ではあります。また多くの人が関わる制作の現場では年次に関係なく自分の仕事に関わることはしっかり伝えること。変な気遣いをしていては現場がまわりません。物怖じは禁物です。

いかがでしたでしょうか?

TV業界は普段の生活とは少し縁が遠いと感じている人が多いのではないでしょうか?

そのために、少し距離が離れているTV業界はちょっとよく分からないし怖いかも。
それもあって世間的な悪いイメージや噂が選考している部分があります。

今回の記事を読んで頂いて少しでもTV業界のことを知って頂いたり、興味を持って頂ければ幸いです。

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