サマーインターン

6月初旬夏インターンES提出開始
⇒SMBCの夏インターンは神戸の研修所に全国から集められて行われる大企業法人営業(RM)に関するインターンシップのみである。

7月1日夏インターン1次選考@住友クラブ(肥後橋)
⇒選考方法はグループディスカッション。SMBCの事業領域や銀行とは?ということに関する理解も同時に進める形式。非常にリラックスした雰囲気で行われる。この時期とあってガツガツしている学生は少なく、行われるグループディスカッションも比較的慣れていない学生が多く、最低限の準備さえしていけば問題なくクリアできるレベル。ディスカッションの後、担当社員がテーブルにつき、フィードバックと個々人に軽く個人面接(学生時代何をやったか、自分の強みを一言など)。

7月14日夏インターン最終選考@住友クラブ(肥後橋)
⇒選考方法は個人面接。ここで面接する社員が主にその年のリクルーティングを行う人事部の社員であると思われる。主に聞かれたことは、どうしてSMBCのインターンに応募したのか、他に受けているインターンシップ、銀行のどの業務に関心があるか、ESの履歴書にあたる話もされる(出身高校、サークル、バイト、資格など)万遍なく自分の書いたことに関してエピソード付きで話せることが必要だと感じた。あと時間が20分と短いため、簡潔かつ明瞭に話すことが必要だと感じた。自分は話が長くなってしまったため、夏期インターンは選考から落ちた。

8月半ば秋インターンES提出開始
⇒夏インターンの大企業法人営業(RM)に加えて、東京・大阪のリテール部門、東京・丸の内本社で行われる投資銀行部門のインターンシップが追加される。自分は投資銀行部門でのインターンシップを志望。

⇒夏インターンの際にグループディスカッションを通過していれば、自動的に最終選考である個人面接からスタート。主に聞かれたことは、夏のインターンどこに行ったのか、その内容を深く聞かれたり、就職活動の軸などに加えてESに関するエピソードについて深掘りで聞かれる。この段階で日程と部門の選択をさせてもらえる。

オータムインターン

11月19日~23日秋インターン(投資銀行部門)@東京・大手町本店
⇒5日間に及ぶ本店でのインターシップ。自分がイメージしていた丸の内勤務の金融マンと毎朝同じ時間に出社するのは非常に興奮したし、関西出身の学生と共に研修所に泊まり込んで夜通しグループワークに取り組んだのは、非常に刺激的な毎日であった。
人事部主催のインターンシップで、5日間の間でお昼の時間などには高いポストの社員の方に来ていただいてお話を聞く機会があった。8チームに分かれてM&Aの立案プロジェクト。
しかし、投資銀行のインターンとは違い、SMBCがM&Aに携わる際にお客様のために貢献できる提案をするようにという条件があった(ファイナンスを借入にする、経営戦略においてこの部門のリソースと提携して企業価値向上に貢献する、など)。
この時、自分のチームについている人事部の社員との関係構築が後々非常に重要になってくると感じた。作業自体を5日間で終わらせることは困難ではないのだが、中間発表時に人事部の社員にかなり詰められるチームがほとんどであり、一度白紙ベースに戻してからの再スタートとなるパターンが考えられる。発表のコンペは次長クラスの社員が審査員となってそれぞれのチームが発表。

バリュエーションがかなり高度なところまでできているチームも中にはいたが、最終的にそこが評価ポイントになることはなく、いかにSMBCとしてバリューを発揮することができるか、という点に注力できたチームが優勝していた印象。全プログラム終了後、お酒を交えての交流会。ここで担当人事の名刺を貰える。

◎ワンポイントアドバイス

SMBCだけでなく、メガバンクの人事部の社員は仕事ができるだけでなく、人格者が多い。非常に尊敬できる人達が多いし、『ああ、ここに入ってこの人みたいになろう』と強く思えたのは紛れもない事実である。しかしながら、人事部の社員はもちろんエース級であることから、そこだけを見て『メガバンクで働きたい』と考えるのはあまりに短絡的すぎると考える。目の前に立っている社員は何万人分のうちの1人であるということを常に頭に入れ、会う社員一人一人に抱いた感情を忘れずに本質を見抜く作業が必要だと感じた。

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