目的①【業種・業界研究をしたい/早いうちから仕事に触れたい】

とってもまじめな方です!

でも、社会に出てから定年まで40年働く……と考えたら、その一発目である新卒採用の就職活動についてはよくよくよーく考えますよね。

・・そんな方におすすめ・・

時期:1、2年生(就活を意識してから)~3年夏休み
期間:1ヵ月~2ヵ月、それ以上(長期)
内容:実際に社員の方がしているお仕事を現場で体験
規模:中小企業

・・・・・・・・・・・・・

就職活動解禁期間が遅めにされたり早められたりとザワザワしていますが、基本的に3年夏をすぎると周りは一気に就活モードに入ります。

長くインターンシップを体験して“はたらく”ということを肌で感じたいと考えるなら、最低でも3年夏までにやるべきです。それ以降は余裕がなくなりますから。

基本的に、社員として仕事をするというスタンスでインターンシップをしたい方には、長期・中小の組み合わせがベストです。

残念ながら大手企業でここまで長いインターンシップしているところはあまり見かけません。

私の経験ですが、企業さんによってはインターンシップというよりはちょっと珍しい種類のアルバイトかというくらい、たくさんの仕事を任せてもらえます。

ストイックに目指している業界・業種があればそこを狙ってみると、働くことの空気感、理想とのギャップ、自分の向き不向きなどが見えてくると思います。

目的②【選考を意識して特定の企業の人と会いたい】

意中の企業があり、就活を始める前に会社を少しでも知りたい、または他の就活生と差をつけたい。という方、いらっしゃると思います。

特に就活の期間が短縮されてから、「インターンシップは実質選考」なんてまことしやかにささやかれていましたよね。

・・そんな方におすすめ・・

時期:3年生秋~冬
期間:1~5日(短期)
内容:就業体験ではなくグループワーク形式で会社が用意した課題に取り組む、会社説明、社内見学など。
規模:問わず(大手、有名企業も多数)

・・・・・・・・・・・・・

私は17卒ですが、こういうインターンシップ本当に多かったです。特に解禁直前の冬はうじゃうじゃうじゃ……。

就活解禁に近いという意味でも、内容がグループワークやほぼ会社説明会であるという意味でも、学生さんと企業さん双方が“採用”を意識しているはずであるインターンシップです。

私が冬インターンシップで参加させていただいた企業さんの人事の方は、「“採用”意識しないわけにはいかないよねえ」と笑っていました。どの企業さんもそうだと思います。

期間が短いので手軽に応募できますが、その分有名企業さんでは倍率が高く、先着順でぱっと締めきってしまうところもあります。もちろん選考という形で課題が課せられる場合もあります。

このインターンシップ、基本的には選考とは関係ありませんが、運がよければ少しだけ説明会解禁以降に選考が有利になります。

私が実際に行った先では、説明会優先予約権獲得、説明会パス、少人数制セミナーへの参加などができました。微々たるものですが、あればうれしいですよね。

ちなみにこの短期インターンシップは開催する意味がないという意見もあります。

が、私は少し早めの会社説明が聞ける、という意味ではモチベーションの向上になりますしいいのかなあと思いました。

狙った企業さんの情報が早めに知りたければ、応募してみる価値ありです。

目的③【何もしないのは不安で……就職活動をはじめてみたい】

こんな方、多いのではないのでしょうか。

就職活動って、何をもって“はじめる”というのかがかなり曖昧なので、なにから手をつけたらいいかわからないですよね。

だからとりあえず、インターンシップ。いいと思います。

・・そんな方におすすめ・・

時期:3年生夏
期間:10日~14日(中期)
内容:就業体験、グループワークなど、さまざま。グループワークの方が多かった印象あり。
規模:問わず(大手、有名企業も多数)

・・・・・・・・・・・・・

たいてい、インターンシップ行こうって焦りはじめるのは3年生の夏ですね。この時期には、このくらいの期間でお手頃なインターンシップが結構あります。

ただし、課題やエントリーシートなどの審査がありますので、大学の就職課などで取り組み方をある程度習得してから応募するのがよいと思います。

内容はそれぞれですが、大手企業ではグループワーク、中小企業では就業体験という図が、やっぱりあります。どっちがいい、というのはあまりないです。

ひとまず興味ある業界や、名前を知っている企業さんで、インターンシップしてみてはいかがでしょうか。

就活について考える大きなきっかけになります。また、“就活がはじまった感”が出るのでおすすめです。

そしてこのインターンシップは選考を通して、何人かのグループになって行われることが多いので、周りの就活生と仲良くなるのに一番適していると思います。

短期はいわずもがな、長期ではごく少数の学生さんしか受け入れない傾向にあるためです。

お友達を作って情報交換ができるような仲になっておくといいですよね。

そのほか【お給料がほしい/選考を有利に進めたい】

インターンシップというものが多様化している現在、学生さんの動機も幅が広がってきますよね。ほかにもいろいろと動機があると思います。
簡単にお答えします。

・・・・・・・・・・・・・

▼お給料がほしい

増えてきてます、給与支払ってくれる企業さん。一日額が決められていたり、成果報酬制だったり、方式はいろいろです。

これに関しては、時期・期間・規模問わずいろいろなところで見つかります。

▼選考を有利に進めたい

世間では中・長期インターンシップにおいて、選考スキップ・リクルーターつきなどの極秘ルートが発生しやすいとされています。
しかし今年、冬に短期でインターンシップをした後、企業さんから電話がかかってきた……なんて話を聞きました。

結構あると思うので、やっぱり気になる企業さんのインターンシップには行くべきかと。

そこで気に入っていただければ、ラッキーくらいの気持ちでのぞむのがよいと思います。

・・・・・・・・・・・・・

おわりに

いかがでしたか?

インターンシップとひとくちにいっても、こんな風にざっくりとわけることができます。

今回は目的別にしてみたので、なるほど、と思っていただけたら、インターンシップ探しのひとつの切り口にしていただければ幸いです。

インターンシップの検索機能がついたサイトはたくさんあるので、ぜひ調べてみてください。きっと自分の視野を広げるチャンスになります。

機会があって、気になるものがあれば、積極的に企業さんにお伺いしてみるのをおすすめします。

新規会員登録はこちら
ページトップ