面接台本:「自己PR、志望動機などの最低限の内容」+「想定される質問」

1つ目にするべき事は面接台本の作成だ。これも前回話したと思うが、デート前日に「何を話そう」とか「どういうシチュエーションでいこう」とある程度考えるのと全く同じである。面接でも、そこまで考えてこそ上手くいくものだ。

面接では「自己PR」「志望動機」「学生時代に頑張った事」など、エントリーシートに書く内容は少なくても暗記出来るレベルに達しておこう、しかしただ暗記しただけだと棒読み状態になってしまい、相手には響きにくい上、突発的な時に対応出来なくなってしまうので、暗記を超えた「アドリブ」レベルまで行けるのが理想である。

そしてもう1つは、「相手から想定される質問に対する受け答え方を予め決めておくこと」である。ある程度想定される質問を考えておけば、当日質問されても焦ることがなくなる上に、自分が思い描く理想な対応が出来る。そうすれば結果的に理想的な面接になるはずだ。これもデートと同じだ。

企業研究:「競合企業との違い、何が他社と優れている?」(他の女の子と何が違う?)

面接では企業研究を発揮する絶好の機会だ。しかしもしかしたら「企業研究を面接でどう発揮すれば良いの?」と感じた人もいたのではないだろうか?それもデートと同じである。

面接では「御社は他社と違って○○というところが優れていますね!」ということを伝えられるように、企業研究で調べれば良いのである。つまり意中の相手は他の人と何が良いのか褒めるのと同じだ。
ただし「福利厚生」とかはNG。女性が男性に「あなたって年収があるのが素敵ですよね〜」のと同じである。それは明らな下心と、相手の表面的なことしか見ていないことを伝えるのと同じだ。それを聞いて喜ぶ人(企業)も中にはいるだろうが、そのような相手は逆に選ばない方が良いだろう。

面接練習:第一印象を良くする話し方や振る舞いは?台本通り話せそう?

「デートで行く場所は決めた。どういう話題を出すのかも考えた。相手の性格も好みもある程度分かった」

これだけでは、実際のデートで上手く成功出来るかはまだまだ分からない。
もしかしたら相手が不機嫌な状態で来るかもしれないし、自分も思った以上に緊張してしまうかもしれない。そういう状況に対応出来るようにするためには、ある程度の練習が必要だ。デートでは「練習」するのは難しいかもしれないが、しかし面接ではそれが可能である。

面接当日までに友達や先輩、またはキャリアセンターの人でも良いのだが、とにかく作った台本と調べた企業研究の内容で、事前練習を行なっておこう。
そして面接官をしてもらった人から「自分の話し方」「振る舞い」など、自分では気が付けないことについてフィードバックを貰い、何が良いか何が駄目だったかを理解してから当日に挑むようにして欲しい。

それをするのとしないとでは、本番でかなり違ってくる。是非とも実践して欲しい。

おわりに

これで面接前日の準備の仕方についてはこれでもうバッチリだろうか?
デートと面接は本当に考え方が一緒だ。「就活だから」とあまり堅くならずに準備をしていって欲しいと思う。ぜひ皆さんの明日の面接が無事上手くいくように、心から健闘を祈っている。

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