説明会はステージ制とイベント制の2パターンある

まずは「ステージ制」と「イベント制」の説明会の違いついて説明していこう。
「ステージ制」とは違うテーマの説明会が何回も開催されることである。これに連続して参加した人、または全て出なくても何回か参加した人が、裏選考に進むことが出来るというものだ。
一方で「イベント制」の説明会では、「とある1回だけ開催される特別な説明会」のことである。それに参加する事ができれば、裏選考に進む事が出来るという内容だ。

このステージ制とイベント制のパターンは、混合されていることが多い。
例えば「ステージ1⇒ステージ2」に参加した人だけが、裏選考に通じる「ステージ1⇒ステージ2⇒イベント制の説明会」というようなパターンである。最後のイベントの制の説明会に参加するには、ステージ2の際に直接企業から言われるか、または直接メールが来る事もある。どちらにしても全員ではなく、選ばれた人しか進めない方法なのだ。

このパターンは、大量採用型の大手企業でも行なわれている。つまり大手企業を狙う人は初めから説明会に参加する事が肝心となる。

説明会での選定方法①:ネームプレートを付ける時は選定されていると認識すべし

説明会で「ネームプレート」を配られた経験はないだろうか?
実はあれ「今日の説明会では選定会なので、参加者を認識するため」に配っている。その際は、あなたの説明会での様子、振る舞い、質問タイムでの積極性、そして帰り際のところまで全てチェックされている。機会があればぜひ社員さんを見てみて欲しいが、場合によっては後ろでメモを取っている姿が見るかもしれない。
そしてもし「優秀」「欲しい」と思われれば裏選考か、または無条件で書類審査通過ということになるのである。ぜひ意識して取組んで欲しい。

説明会での選定方法②:アンケートの記入も選定である

また説明会後にアンケートを書く場合もあるだろう。実はこれも「選定」の1つである。アンケートによっては志望動機なども書かされるだろうが、それば「モロに」選定ということだ。

つまりアンケートはあなたの100%の労力を駆使して出来るだけ丁寧に、かつ「論理的」に書いて欲しい。アンケートで企業を褒めても評価が高まる訳でもない。「論理的に文章が書けるか」と「志望度は高いか」を見ているのだ。

説明会での選定方法③:全体質問も選定の1つである

説明会では全体質問の時間もあるだろう。その時も正に「選定」のタイミングである。
見られている事は「積極性」と「論理性」である。100名くらいの人がいる場で質問する積極性は当然評価されるし、その質問の的確さも評価される。

では優秀だと思われる質問はどのようなものかを紹介しよう。
それは「仮説を作って質問する事だ」。仮説と言う聞き慣れない言葉が出てきたと思うが、要するに「私は○○と考えているのですが、どうなのですか?」という聞き方である。ただ単に「○○ですか?」というYes or Noを聞く幼稚な質問は逆に評価を下げる事になるかもしれない。そうではなくて、自分が持っている知識と、考える力を駆使して「仮の答え」を作り出し、それを質問するようにして見て欲しい。
初めは難しく感じるが、コツを掴むと簡単だ。しかもこれが出来れば頭が良さそうに思われる。是非とも実戦してみて欲しい。

おわりに

以上、説明会で裏選考に呼ばれるための裏話と裏技をご紹介してきた。いかがだっただろうか?
驚いた人もいるかもしれないし「今すぐ出来そう」と感じた人もいると思う。どちらにしても説明会は「選考」であるということを忘れないで頂きたい。ここでご紹介した内容を駆使し、ぜひ皆さんが説明会を効果的に過ごして欲しいと思う。

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