腕時計

就職活動において、腕時計は必需品です。理由は簡単で、「それが常識だから」です。
先述した通り、腕時計をしていることで好印象を与えることはないかもしれませんが、マイナスポイントを減らすことができます。
面接官の中には「腕時計をするのは常識」と思っている人がいるかもしれません。
そこで減点されるのを避けるためにも腕時計をつけた方が無難でしょう。

また、筆記試験がある場合、スマートフォン等で時間を確認することはできません。
その場合にも腕時計は必要になってきますので、用意しておきましょう。

就職活動に適した腕時計の基本的な選び方は、「スーツに合う」腕時計です。
具体的には
・ベルトはメタリック素材(革の場合は黒、紺など落ち着いた色)
・文字盤は白、黒、青
・アナログ時計
以上の3点を満たしていれば大丈夫です。

高級ブランドやスポーツウォッチなどは避けましょう。
派手なもの、ファッション性の高いものは避けて、シンプルなものを選んでおけば、スーツから浮いてしまうということがないと思います。

また安い時計で文字盤部分が厚いと、スーツの形が崩れてしまうので、文字盤部分が薄く着用したときに袖に引っ掛からないものを選びましょう。

腕時計

鞄も時計と同様、それ自体が好印象になることはありません。
しかし、場面にそぐわない鞄を使っていれば、減点の対象となります。

また、鞄は機能性も大事です。使いやすく見栄えのよいものを選びましょう。

選ぶポイントは、
・色は黒、手提げ型
・机の上、床の上で倒れず、自立するもの
・A4の”ファイル”が余裕を持って入れられるもの
最低限これらを満たしているものを選びましょう。

さらに機能性を求めるならば、撥水性や、ポケットの位置やサイズなどにこだわってもよいと思います。
鞄は試着が必要ないものですので、店舗で買わずWeb上で探すことで、コストを低く抑えることができるかもしれません。

鞄

靴は服装の一部、スーツと同じように選考のポイントとして見られています。
「人柄は足元に表れる」と言われるくらいですから、面接官の中にも靴をチェックしている人がいると考えておきましょう。

男性の皮靴にはいろいろな種類がありますが、どこにいっても大丈夫なものは、「内羽根」で「ストレートチップ」のものです。
新しく購入する場合はこれを買っておけば間違いありません。
しかしすでに持っている場合、「外羽根」「プレーントゥ」「Uチップ」「スワールトゥ」などでも問題はないでしょう。
就職活動に向いていないのは、ステッチが華やかな「ウイングチップ」や、ブラウンの皮靴、紐がない靴などです。

何より大事なのはきちんと手入れをして綺麗な状態を保つことです。
手入れに自信がない方は、底はゴム、革はソフトガラスなど、手入れの簡単な素材のものを選ぶとよいでしょう。
また就職活動中は履く機会も多くなります。毎日同じ靴を続けて履くと、蒸れや水虫の原因になりますし、型崩れや破損にもつながります。
余裕があれば2足以上用意しローテーションで使うと、靴の傷みを抑えられ長く履くことができます。
履かない時はシューキーパーを活用し、型崩れを防ぎましょう。

靴

最後に

スーツと同様、小物も身だしなみの一部です。
面接で悪い印象を与えてしまわないためにも、必要な経費と思って、就職活動に適した小物を選びましょう。

とはいってもただでさえお金のかかる就活です。
先輩や親兄弟など周りの人に聞いてみて、頼れる部分は頼ってうまく出費を抑えるのも、ひとつの手です。

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