(1)大学及び大学院時代で、一番力を入れて取り組んだことは何ですか?その取り組んだ内容について、どのような「想い」を持って取り組んだか、その想いの実現に向けてどのように行動したかや、取り組みの結果を踏まえて、お書きください。(400字)

私は大学でテニスサークルの幹部として、テニス経験者と未経験者の間で生まれる温
度差を解消するために、全ての人たちが楽しめるサークル作りに尽力した。
このサークルは約150人の規模を持っており、一つのサークルでありながらテニス
に興味がある人、ない人で二分化してしまう傾向が見られた。経験の有無に関係なく
全ての人がテニスを楽しみ、一つのサークルとして仲良くなってほしいという想いか
ら、両者の架橋としての役割を果たそうと決めた。
テニスの練習にレクリエーション要素を盛り込んだり、飲み会で映像を使った企画を
取り入れるなど、様々な試みに挑戦した。
その結果、サークルのまとまりを一番に感じることができた出来事が学内の団体戦で
ある。
普段顔を出さなかったメンバーたちも応援として駆けつけ、見事準優勝という結果を
収めた。選手たちの力と応援の力が相まっての勝利であり、サークルが一つになった
証であると確信した。

(2)今までに直面した一番大きな困難は何ですか?その困難をどのように乗り越えたかや、その経験を通して何を学んだかを踏まえて、お書きください。

高校時代テニス部で、靭帯を損傷し、半年間プレイを断念しなければならなかったこと。部長
を務めていたのだが、選手としてチームを引っ張ることができなくなり、上達していく仲間たち
を見守ることしかできない自分に焦りといら立ちを感じた。
部長として何らかの形でチームに貢献したいと考え、当時の自分にできることを模索した結果
、“チームの環境づくり”という結論に至った。部員のプレイスタイルを誰よりも把握し、個々
に見合った声かけをするよう心がけ、練習メニューは顧問と部員両者の意見を取り入れて作
るなど、チームのサポート役に専念した。
完治後の復帰戦で、仲間が私の勝利を自分のことのように喜んでくれる姿を見て、素晴らし
い仲間に恵まれ、そしてそのようなチーム作りに貢献できたのだと嬉しく思った。
困難に出会ったとき、”自分が何をすべきか”考え、前向きに行動することで、最終的には良
い結果に結びつくということを学んだ。

(3)あなたにとって、仕事とは何ですか?あなた自身が大切にしている価値観などを踏まえて、お書きください。

一つ目に、私にとって仕事とは「他(はた)を楽にする」ものだと考えている。
利益を追求していく中でも、他人を楽しませる、その人の心に深い影響や感動を与えることが
できる仕事をしたい。他人に商品やサービスを提供することで利益が自分に還元されるという
物理的な充足感だけでなく、他人を幸せにすることで自分も幸せになるという精神的な充足
感も欠かすことのできない要素であり、仕事は、このサイクルだと考えている。
今まで社会からの恩恵を“受ける”立場であったが、社会人となったら人々に恩恵を“与
える”存在でありたい。
二つ目に、仕事はただのタスクとなるのではなく、いつまでも新たな可能性を発掘し
続けられるものでありたい。
又、私にとって仕事とは、これからの人生のほとんどの時間をかけて付き合っていく
ものであり、自分にも得るものが多く成長し続けられることも大切である。
以上が、私のとっての仕事であり、やりがいだと考えている。

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