あなたがこれまでに困難に向き合い、乗り越えてきた経験、または実現してきた経験を教 えてください。(300)

ブライダルのアルバイトで「試食会」という挙式を控えたカップルへの営業活動を行い、
お客様の獲得に尽力したこと。
営業の知識も経験もなく、当初はなかなか結果を残せず、大きな挫折感を味わった。
結果を残す人と私との差は「お客様との距離」であった。堅い説明ばかりでお客様の心を
つかむことができていなかったのだ。まずはお客様と仲良くなることが大切だと感じ、声
の調子、話の導入の仕方に工夫を凝らした。その上で、お客様が必要としている情報を提
供するよう心がけた。すると、お客様の反応にも徐々に手応えを感じ、ある日ついに決定
をもらうことができた。この経験から「気づき」に対して敏感になり、日常生活でも常に
アンテナを張って周囲を見ることができるようになった。

あなたが異なる価値観に影響を受けた経験を教えてください

「怒られたときこそありがとう」と言いなさいとアルバイトの先輩に指導されたことである。
今まで注意されると、まず一言目に「すみません」と言っており、この先輩の発言に驚き
を覚えた。しかしよく考えてみると、自分に対する指摘は、全て自分の財産になるもので
あり、”感謝の気持ち”で返すことは大切である。
又、自分が指導する身になって、先輩の言葉の意味をより理解することとなった。
その人のために注意しているのであって、決していじめているわけではない。その時に、
気持ち良い笑顔で感謝の言葉を述べられると、こちらもとても良い気持ちになった。
これからもプラスの気持ち・言葉で、人と接し良好な関係を築いていきたい。

あなたが他者を巻き込み、リーダーシップを発揮した経験を教えてください。

高校時代テニス部で、部長を務め、「チームの環境作り」に尽力したこと。
部長になった夏、私は靭帯を損傷し「選手」としてチームを引っ張ることができない状態
にあった。その中で私がチームのためにできることは、「意識」を統率させることである
と考えた。チーム内で意見が対立したときは、場を設け、納得いくまで話し合いをした。
目標を掲げ、それに向かって皆が集中できるように、練習メニューの考案や、声掛けを
精力的に行った。その結果、秋の団体戦では見事市内で優勝を果たし、チームとしてのま
とまりを見せた。怪我で悲観的にならず、自分が何をすべきか考え、前向きに行動したこ
とが、良い結果に結びついたと感じた。

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