キヤノンは、学生の本分である学業への取り組みを大切に評価したいと考えています。あなたが専門として力を入れている学問とどのように向き合っているか、具体的に教えてください。(その学問の魅力、取り組み事例、そこから得たことなど)(400字以内)

私が力を入れている学問は、ゼミで専攻している企業経営学である。ポーターの「国の競
争優位」とドラッカーの「マネジメント」をテキストとし、前者では経営戦略、国際経営
、イノベーションと国の産業発展のメカニズム、後者では主にマーケティングと組織マネ
ジメントについて学んでいる。特にドラッカーの「マネジメント」は、企業という組織だ
けではなくサークルやゼミのメンバーのマネジメントにも生かせる考え方が多いことが魅
力である。また学説を学ぶだけではなく、実際に世の中に新しい市場や価値を創造した国
内外の企業をケースとして取り上げ、ケースディスカッションを通じてより具体的にその
経営の特徴や成功要因を分析している。多様なケースを理解するには、学説に加えて時代
背景や業界の知識、経済の知識、国際事情、そして人々の生活への洞察力が求められ、多
様な視点から企業の経営について分析し、理解する力が身についた。

上記以外に、あなたが力を入れていることは何ですか。具体的に教えてください 。(400字以内)

力を入れていることは、大学1年から所属している旅行サークルでの活動だ。大学2年の春
には新入生勧誘リーダーを務め、勧誘に消極的なメンバーに対して勧誘の意義や目的を全
員が納得するまで熱心に説明し協力を仰ぎ、一人ひとりの長所を生かした仕事分担によっ
て貢献の度合いやモチベーションが高まるように工夫した。他のサークルとの差別化戦略
を考えて方向性を明確に示し、メンバー全員から積極的にアイディアを求めてそれを生か
すことで全員参加の勧誘を実現した結果、目標の倍以上の入会希望者を集めることができ
た。また昨年1年間は企画長を務め、サークルへの愛着をより一層強めるために旅行以外
の企画を増やすことに注力した。独りよがりの企画にならないよう、常にメンバーの要望
に耳を傾け、先輩や後輩も巻き込みながら企画をした。これらの経験から、真摯に物事に
取り組む姿勢こそが周囲の人間を巻き込む原動力になることを学んだ。

志望職種

事業企画

開発、生産、販売の各部門との信頼関係を築きながら、全体のまとめ役として事業の未来
を決める戦略立案ができる点に大きな魅力を感じた。特に貴社はグローバル展開が進んで
おり、私もグローバルビジネスの最先端で働きたいと考えている。

新規会員登録はこちら
ページトップ