あなたが学生時代最も力を注いだことは何ですか。 また、その経験の中で一番苦労したこと、それをどう乗り越えたかについて教えてください。(1000字以内)

私が学生時代に最も力を注いだことはサークル活動です。
 私はバレーボールサークルに所属しています。バレーボール歴は小学3年生の頃
から現在までで12年間にも及びます。そのサークル活動の中でもっとも苦労したの
は夏合宿の計画・運営です。
 私は合宿係を担っていました。夏合宿は1年で最大のイベントであると共に、新入生
にとって初めての合宿、そして私たちにとっては最後の合宿でした。そのため、必ず成
功させようと合宿係の仲間と一緒に半年以上かけて計画を行いました。旅行代理店や
宿舎の方との打ち合わせや当日のイベント企画、スケジュール管理、費用の計算や道
具の買い出し、合宿所の下見など様々な準備を行いました。しかし、最大の困難は合宿
当日に訪れました。私たちは合宿最終日の夜にノロウイルスの集団感染にかかってし
まったのです。
合宿参加者40人中19人が体調不良を訴え、入院者も出るという大変な事態でした。
合宿係で発症しなかったのは私のみで、率先して早急な対応をとることが求められま
した。状況の正確な把握と適切な判断が必要とされる中、私がなんとかこの困難を乗
り越えられたのは仲間との連携・協力があったからです。上級生も多く感染してしまっ
たため、残された数少ない幹部ですぐに話し合いを行い、全員で手分けをして措置を行
いました。互いに指示を出し合い情報を共有ながら連携して、健康なメンバーへの対応
や病院の手配、旅行代理店やバス会社への連絡、帰宅手段の確保、医師に指示をあ
おいで発症者の看病や宿舎の消毒作業など、さまざまな対処を夜を徹して行いました。
合宿所は県外で皆の自宅から遠く離れていましたが、なんとか全員を帰宅させることが
できました。
予期せぬ困難が起き、限られた条件で早急な対応措置が求められる中、私は他のメン
バーを信頼し、そして自分を信頼してもらうことで最善の行動ができました。もちろん私に
も大きな不安や困惑はありました。しかし、苦しんでいる仲間や動揺する後輩のためなら
何でもできました。その原動力は仲間を想う気持ちであり、言葉にしなくても他のメンバー
も同じ気持ちでいたことがわかりました。合宿係としての行動や判断の責任は重いもので
したが、仲間がいたから不安に押しつぶされることなく対処することができました。この夏
合宿の事件で、改めて仲間の大切さやチームワーク、1人1人の存在の大きさを再確認
しました。

採用HPの「プロジェクトストーリー」または「社員紹介」に掲載されている社員の中で、最も印象に残っている社員 またその理由(200字以内)

プロジェクトストーリー/東京支社・埼玉支店・リテール営業部リーダー・高田啓史さん

文章の様々な部分に自社商品に対する誇りや仲間を想う気持ち、仕事に対する熱意が
強く感じられました。商品開発の各工程に関わったスタッフを「仲間」と言い会社一丸とな
って商品を世に提供しているという姿勢と、ただ与えられた商品を売り込むだけでなく使命
感をもって工夫を凝らしながら商品を提供するという内容から非常にやりがいのある魅力
的な仕事だということが伝わりました。

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