目次

1)Google に応募した理由を教えてください。
私はGoogleに強い憧れを持っています。世界を魅了するGoogleの中に私も仲間入
りして何かしらの価値を世界に出していきたいという憧れです。ただ、ある話を聞く
までは、私は Googleにただ憧れているだけでした。その話というのは、ある企業の
セミナーで、その企業の社長が参加者に向かって語りかけたものです。彼はこう語り
ました、「私たちが80歳まで生きるとすれば、日にち換算すれば30000日しか
ないのです。この数字、30000と聞いて案外少ないものだと私は感じました。そ
して人の命はあっという間に終わるものだと私は感じ、過ぎ去った時間は取り戻せな
いが今からでも一日一日を本当に全力で生きたいと思うようになった。そこから会社
の立ち上げに至り今私は皆さんの前に立つことができています」と。私はこれを聞い
たときに30000という数字が多いようで少なく感じ、一日一日を全力で生きよう
と考えるようになりました。そして、夢を夢で終わらしたり憧れを憧れで終わらした
くないと思ったのです。チャンスがあるのであれば、全力でそれを掴みにいきたいと
心に強く決めました。だから私は、憧れを憧れで終わらせないためにGoogleに応募し
ました。

2)自分自身を最も表しているエピソードを教えてください。
私は負けず嫌いでかつ自身で決めたことを最後までやり通す人間です。それを表す一
番のエピソードとしては大学1年時に挑戦した100キロマラソンでの出来事があり
ます。私は中高6年間陸上部に所属し長距離を専門としていたこともあり、初挑戦で
入賞できると考えていました。ただ、未知の世界でもあるため完走はたとえどんなこ
とがあっても完走だけはすると心に決めました。中高で培った体力があると言っても
未知数の距離を簡単に完走できるものではないと考え、準備として山奥での40キロ
走や本番を想定して琵琶湖の周りで80キロ走などを実施しました。そして迎えた当
日本番、レースが始まり、自信過剰のためか40キロ地点まで1位で独走していまし
た。このまま優勝もできるのではないかと思った矢先に、調子に乗りすぎたせいか肉
離れと低血糖に襲われました。しかし私は負けず嫌いなので、棄権せずそこから歩く
より少し速いくらいのペースで70キロまで走り続けました。そこで医療スタッフの
方から「あなたの足の状態は非常に悪い、レースを棄権したほうがいい」と言われま
した。しかし、どうしても完走したい私は、その忠告を一度は聞き入れたものの「ど
うしても完走したい、完走メダルがどうしてもほしい」と強く嘆願しました。それを
聞いて呆れたスタッフの方は「私は、責任を取らないが、その状態でここまで走って
きた君なら制限時間ギリギリでゴールできるかもしれない」と言ってテーピングをし
てくださり再び私は走り出しました。脚の痛みは消えないどころか増していき、順位
はどんどん落ちていったため、精神的にも体力的にもきつくなったのか、自然と涙が
でてきて走りながら泣いていました。それでも走り続けることができたのは、一度自
身で決めたことを曲げたくないという気持ちでした。泣きながらも同士のランナーに
励まされてついに制限時間8分前の13時間52分でゴールしました。その経験もあっ
て、私はより精神的にも体力的にもタフになり、その後も様々なことに挑戦していき
ました。

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