学生時代に特に力を入れて取り組んだことについて、その動機・過程・成果等を含めて 具体的に記入して下さい。(全角600文字以内)

 
学生時代、学外のバレーチームのコーチとして、選手と共に試合で勝利を目指した。人の役に立ち、頼りにされたいという想いから取り組んだ。しかし、当初は技術不足が原因で私は選手に不信を抱かれ、「こんなコーチでは不安だ」と言われていた。歴代のコーチのように技術で信頼を得られない私は、従来のコーチ・選手の関係を改善することで信頼関係を築こうとした。従来の関係は上下関係で双方の意見交換ができておらず、そこを改善すれば練習の充実を通じ強いチームになることができると考えた。まずは、粘り強く対話を繰り返した。その際に、力不足の自分は選手の意見を指導の参考にしたい、と伝え自分をさらけ出すようにしていた。また、自主練で技術を磨いたり、教本で知識を身に着けたりして、対話だけでなく行動でも熱意を伝えた。こうして選手と意見交換をするようになった私は、信頼の獲得と本音を聞き出すことが可能になり、選手の意見を生かした指導をすることができた。チームは5年ぶりに試合で決勝リーグに進出し、選手から頼られる存在になることができた結果、「コーチに指導してもらえてよかった」と感謝されたことは忘れられない。自分をさらけ出して人と向き合え、人のために努力を厭わない性格が、選手と信頼関係を築き上げることに繋がった。私はこの経験で、「自分なりの視点を持つこと」と「根気よく熱意を示すこと」が困難に向き合う際に重要だと学ぶことができた。

信金中央金庫の志望理由と入庫後のビジョンや夢を記入して下さい。(全角600文字以内)

貴庫でしか感じられない使命があると考え、志望している。上記のコーチの経験で、人を支え頼りにされているという使命感が私の原動力であった。私はより多くの人を支えることで、社会人としての使命感を持てる働き方をしたいと考えている。貴庫には、様々な産業で企業発展への寄与を通じ、経営者・従業員・その家族までを支える「個別金融機関」の顔と、そこで得られた収益を信用金庫業界へ還元させることを通じ、会員の生活ひいては日本経済を支える「信用金庫の中央機関」の顔がある。ひとつの金融サービスが取引企業と信用金庫業界の発展に二重に寄与し、支える対象の裾野が広い貴庫でしか持ちえない使命感があると思い、貴庫を志望している。少数精鋭で支えている、若手から仕事を任されるという使命感も魅力的だ。入庫後は信用金庫営業に取り組みたい。信用金庫の役割・課題と直に接して支援することで、貴庫の使命を実感し、以後の仕事に生かしたいからだ。信用金庫業界を下支えするという使命感を原動力に、ゆくゆくは企業営業に携わりたい。人と向き合い信頼関係を築くという私の強みを生かし、企業が抱える課題やニーズを引き出すことができると考えるからだ。安定的な収益を上げると同時に、担当企業と信用金庫の取引先中小企業を結びつけるビジネスマッチングを目指したい。取引企業と信用金庫業界双方にとってのプラスを生み出すことこそ、貴庫で働く醍醐味だと感じている。

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