あなたがこれまでの人生で最も情熱を注いで取り組んだこととその成果 (結果や学んだこと)、また、情熱の原動力を教えてください。(400文字以内)

 留学中、スピーチなどを通じてコミュニケーションを学ぶクラスを受けました。私は約30人のクラスで唯一の留学生で、ネイティブの前での英語のスピーチに初めは緊張で全く思い通りに喋れませんでした。その時、私を支えたのは小学校のサッカー部で、自分のミスで引退試合にチームが負けた経験に起因する「自分への厳しさ」でした。当時、私は練習に積極的でなかった自分を恥じ、以来何事にも粘り強く挑むようになりました。今回も「負けてたまるか」と自分を律し、以下のことをしました。①自分のスピーチ動画とTEDの動画を比較し、プロの話し方を研究。②鏡の前でラジオをかけ、集中が乱れやすい環境で練習。③難しい単語は逐一ネイティブに尋ね、発音を確認。結果、スピーチ成績でクラス2位を取り、他クラスでの成績も合わせてDeans Listに名前が載りました。このことから私は慣れない環境でも物怖じせず、努力することの大切さを学びました。

今後、“会社”、“社会”という場を通して、成し遂げたいこと、実現したいこと、なりたい自分など、社会人になるうえでのあなたの想いを教えてください。 (400 文字以内

 私は「世界中の人と関わる中で人々の暮らしを豊かにする」ことを通じ、「人を頼り、人に頼られる人間」になりたいと思っています。
 留学中、寮費の支払いが厳しい私を自分の家に住ませてくれた中国人、休暇中の寮閉鎖期間に家に招いてくれたホストファミリーなど様々な人に出会いました。そして、自分が多くの人に助けられ生きていること、日本人であると同時に世界の中で生きる1人の人間なのだと強く意識するようになりました。
 そこで、自分が技術大国である日本に生まれたことを生かし、社会と人々のために貢献したいと考えました。その中でも、インフラ事業ならば、産業を生み出す第一歩を構築し、産業のさらにまた先の人々の発展に貢献できると私は考えます。
 そうして、世界中の人々と繋がりを持ち、協力してプロジェクトを進める中で、単なるビジネスを超えた共に助け合う関係を築き、人の中でこそ真価を発揮するような人間を目指したいと思っています。

働く場として、新日鉄住金エンジニアリングに感じている魅力を教えてください。(200 文字以内)

 国家的プロジェクトに最初から最後まで自らが主体となって関わることができ、その国の発展に大きく寄与できる点に魅力を感じています。そして、説明会の中で御社は現在、第2の創業期ということでこれから増々海外進出に力を入れていくとお聞きし、私の海外で働きたいという目標と合致していると感じました。さらに、座談会やセミナーを通じ、御社の社員の方々の人柄の良さを感じ取ることができ、社風の面でも魅力を感じています。

所属するチーム・団体・組織の中で大切にしていることや果たしている役割を 教えてください。 (200 文字以内)

 個々の意見に耳を傾け、それぞれの立ち位置を理解することを意識しています。高校の軟式テニス部で部長を務めていた際、部活はこうあるべきだという自分の理想を部員に押しつけ、独りよがりになっていました。そこで、部内でミーティングを開催したり、他の上級生に頼んで後輩の率直な意見を聞いてもらうなどして皆がどんな気持ちで部活に臨んでいるのか理解しようと努めたところ、徐々に部がまとまっていくことを感じ取れました。

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