長所

「取り組んだら、結果が出るまで努力し続ける粘り強さ」である。チーム内外の交渉、メンバー間の意見の対立の解消等、粘り強く議論を重ねなければならない場面でこの長所を活かし、チームを成功に導いてきた。

短所

「完璧を求めすぎること」である。小学生時代から書道、中学入学から吹奏楽を続けており、芸術に関わることが多かった。そのため、成果に対して完璧を求めるあまり、優先順位が付けられなくなってしまう事がある。

大学及び大学院時代で、一番力を入れて取り組んだことは何ですか?その取り組んだ内容について、どのような「想い」を持って取り組んだか、 その想いの実現に向けてどのように行動したかや、取り組みの結果を踏まえて、お書きください。(全角400文字以内)

早稲田吹奏楽団で演奏会の舞台演出を改革した。例年の演奏会の来場者アンケート結果から、ステージへの満足度が70%しかないことが分かった。来場者の期待に応えられていないだけでなく、団員の努力や演奏が来場者に伝わっていない現状を何とか解決したいと思い、演出の改革を決意した。多くのアンケートでステージの統一感の無さが指摘されていたため、私は「テーマに沿ったステージ作り」を提案した。これを実現するには、従来は分業体制をとっていた選曲班と舞台配置班に、演出班と共同で準備を行うよう説得する必要があった。話し合いの場を積極的に設けて団員からの疑問を解消することで、反対していた団員からの理解も得られ、「ニューヨークのジャズクラブ」というテーマに沿って3班合同で準備をした。これによりステージの総合プロデュースが可能となり、その結果、満足度を5段階評価するアンケートにおいて、来場者の99%が最高点をつけた。

今までに直面した一番大きな困難は何ですか?その困難をどのように乗り越えたかや、その経験を通して何を学んだかを踏まえて、お書きください。(全角400文字以内)

留学中、起業論のグループワークが難航した。班員5人の出身はブラジル、ウクライナ、アメリカ、日本と多様で、当初は議論に人を集めることさえ難しかった。そこで皆を食事や映画に誘い、授業外の時間でもコミュニケーションをとった。結果、信頼関係が築かれ、皆が積極的に集まるようになった。議論についても、ビジネス専攻の班員が私だけだったために円滑に進まなかった。私達は中小企業の採用活動を支援するベンチャー企業にコンサルをしたが、私以外の4人はデザイン工学と建築学専攻だった。そこで私は経営学のフレームワークで課題を分析し、皆が参加し易いように議論の土台を作った。プロダクトの提案では、ものづくりを学ぶ班員が力を発揮した。その結果個々人では実現し得なかったような提案ができ、クライアントから最高のAの評価を得た。この経験から、多様な人々で構成されたチームでの信頼関係の構築、自分の役割を見出すことの大切さを学んだ。

あなたにとって、仕事とは何ですか?あなた自身が大切にしている価値観などを踏まえて、お書きください。(全角400文字以内)

私にとって仕事とは「自分の能力を使って、世の中をより良くすること」である。また、常に世の中を「より」良くしていくためには、自分自身が仕事を通じて成長する必要がある。能力が高まった分、世の中に対して新たな貢献ができるのである。当然失敗することもあるだろうが、そこから学び、次の機会にその失敗以上の貢献を果たすことが大切であると考えている。私は常に「一度取り組んだら、結果が出るまで努力し続ける」ということを大切にしてきた。吹奏楽団での活動では来場者と団員の声に耳を傾け続け、留学中には、少しでも建設的な議論ができるようにチームメイトとの信頼関係づくりに取り組んだ。苦労して結果を出した後には自分自身の視野が広がって、次のチャンスでは新たな挑戦ができるようになった。この姿勢をベースにして、企業で働きながら専門性を身につけることで、私自身が世の中に対してできる貢献を最大化していきたい。

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