設問1 困難に向き合い、乗り越え、実現してきた経験を教えてください。(300字以内)

大学時代母校サッカー部コーチとして全国大会出場を目標に指導してきた。
当部の現状を分析し、2軍の向上心を高められれば、このチームは更に成長すると確信し、組織の底上げに重きをおいた。
私は組織の成長には全選手が同じ目標に向かって努力することが必要だと考える。そこで選手に交じってチームと個人の目標についてのミーティングを実施した結果、2軍の選手が高い目標を掲げ、達成するために毎日自主練習に取り組むようになる等向上心が高まった。その姿を見た1軍の選手は更に奮起し、努力の好循環を構築した結果、20年ぶりの神奈川県ベスト4入りを達成した。
私も問題解決のため自ら考え、動き、他人を動かす力を身に付けた。

設問2 異なる価値観に影響を受けた経験を教えてください。(300字以内)

コーチとして選手を指導する中で、180度違う立場である選手たちに多くの影響を受けた。私は他人と信頼関係を築くためには真摯さを伝えることが重要だと考えている。しかしコーチ就任当初は選手との間に真摯さを大事にしすぎて、私に暑苦しさを覚え嫌悪感を持つ選手も多かった。そこで彼らと信頼関係を築くために、彼らのことをよく知ろうと思い彼らの会話している姿などを観察し続けた結果、彼らは気軽さを求めていたことが分かった。そこで彼らに対しては気軽に話しかけることで、心を開くことができた。私の考えの押し売りではなく、他人のニーズを見極めることの重要性を学び、相手を第一に考えたコミュニケーションを取れるよう成長した。

設問3 自ら学び考え、行動した経験を教えてください。(300字以内)

学生コーチとして、これまで軽視されていた「筋力の向上」を克服すべく指導に当たった。相手との接触プレーが多いサッカーという競技の特性上、筋力というのは大きな武器となるが、当部の選手達は試合において対戦相手に当たり負けするシーンが多く見られた。そこで私は技術だけでなく筋力の向上も勝利への手段だと考え、筋力トレーニングの導入を決めた。そして私は多くの資料を読む、筋力トレーニングに詳しい大学サッカー部のトレーナーに相談するなどして知識を習得し、監督や選手に筋力の重要性を説き、トレーニングを導入した。今では選手も筋力の重要性を認識し、毎日自主的に筋力トレーニングを行うなど、新たな練習法として確立された。

設問4 他者を巻き込み、リーダーシップを発揮した経験を教えてください。(300字以内)

コーチとして「努力」の重要さを選手に伝えるべく、自ら行動し周囲に変化を与えた。ある選手は毎日の練習後に自主練習をしていたが、彼の努力を周囲に伝えられれば、より多くの選手が自主練習を行うようになり、チームに好循環をもたらせると考えた。そこでまずは彼に他の選手を交えて自主練習を行うよう助言し、私自身も普段は練習後早く帰る選手たちをグラウンドに引き止め、彼とその選手たちを引き合わせた。私も居残り選手の自主練習に付き合い、監督にもグラウンドに残ってもらうよう依頼し、選手に「見てもらえている」という意識を植え付けた。結果多くの選手が自主練習を行うようになり、個人の力が大幅に飛躍し、県ベスト4に進出した。

設問5 三井住友海上を志望する理由を教えてください。(200字以内)

社会の発展に寄与できる点と、貴社の向上心の強さに魅力を感じ、貴社を志望する。コーチの仕事は人を成長させ、組織の発展に繋げることで、私は特に成長の土台作りに面白みを感じた。成長の土台作りというのは「インフラのインフラ」である損害保険と類似しているのではないか。また、業界の中でも貴社が最も社員の方の向上心が強いと感じ、私もその中で成長したいと感じた。私は、貴社で社会を動かす原動力になりたい。

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