学生時代に頑張ったことは?400以上

モデル活動を通して「自分を商品として売り込む挑戦」をしてきた経験がある。
念願だった大手事務所への移籍を叶えて束の間、仕事の依頼が一ヶ月間ゼロになるという危機的状況を迎えた。大きな仕事を獲ろうと臨んだ新たなスタートだった為、早々の躓きに、不安と悔しさを覚えた。問題の所在を明確にすべく、先輩やマネージャーなど業界の先輩に話を聞いて回った結果、自分には「地道な事前準備」が不足していたということを理解した。私は「漫然とオーディションに行き、結果を待つ受動的な姿勢」を直ぐに改め、クライアントに自分こそが求められる素材であると思わせるように、積極的に「アピール」しようと考えた。他のモデルと差別化を図る方法を考え、実際に試みた。具体的には、事前の準備として、クライアントが求めるモデルイメージを明確にする為、身近にある商品調査や過去に企業が使った広告などを通して徹底的にニーズを探る為のリサーチを行った。オーディション会場には、イメージに沿った宣材写真、髪型、衣装を用意して向かった。現場では「求められるモデル像」を意識して演じることに集中した。相手のニーズを捉え、事前準備を行ったことで、相手に親近感を与えることに成功した。その結果、一ヶ月の期間で3社のクライアントから「是非彼を使いたい」という依頼が来た。以上の経験から、私は、「営業力」とは、漫然とアピールすることで自分の良さを相手に見出してもらおうとすることではなく、ニーズに合わせた自分の姿を的確にアピールすることであると学んだ。そして,こうした「営業力」は「地道に相手方のニーズを探り」、「積極的に行動する」ことではじめて実現できるものであると考える。
もちろん,自分という商品を売り込む日々の挑戦の中で、失敗や不安は少なからずあった。全てのニーズを掬い上げられたわけでもない。しかし,挑戦は失敗の不安と常に隣り合わせでこそ成り立つものである。失敗から学び、「相手方のニーズに真摯に向き合う努力」を継続すれば、人との違いを生み出し、結果を出すことができることを学んだ。

③あなたはA-type。

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