■設問① キヤノンは、学生の本分である学業への取り組みを大切に評価したいと考えています。
あなたが専門として力を入れている学問とどのように向き合っているか、具体的に教えてください。
(その学問の魅力、取り組み事例、そこから得たこと など)(400字以内)

 私が力を入れている学問は、マーケティングである。特にマーケティング・リサーチの分野を専攻している。定量的な調査や統計分析を用いることで、消費者のニーズや心理を探り、具体的な提案まで落とし込んでいく。消費者自身でも知り得ないニーズを探ることができ、イノベーションの可能性を持つ学問であるという点に魅力を感じている。
 直近では、「人間の収集欲求を刺激するマーケティング手法」についてアンケート調査を行い、論文を執筆した。さらに企業様の協力を得て、新商品開発のコンペティションに参加した。消費者アンケートのデータからシャンプーの新商品開発を行うというもので、より実践に近い取り組みも行ってきた。
 マーケティングは、相手が何を欲しているかを知り、どのようにアプローチするかを考えることである。様々な取り組みを通して、マーケティングの考え方は日常生活においても活かすことができるのではないかと感じた。

■設問② ①以外に、あなたが力を入れていることは何ですか。具体的に教えてください。(400字以内)

 アカペラサークルでの活動である。特に、年1回行う演奏会の運営に携わり、広報リーダーとして前年の2倍である450名の集客を達成した。練習を重ね、お客様を楽しませる努力をしているサークル員のために、多くのお客様に聴いて頂けるようにしたいと感じた。私は目標に対して、「サークル員の演奏動画を撮影し、3週間毎日配信する」という企画を実行した。理由は2点あり、1点目は、お金を払って行こうと思ってもらうには実際の演奏を聴いて興味を持つことが必要だと考えたため。2点目は、ライブを行う最終的な目的は集客ではなく「演奏を聴いて楽しんでもらう」ことにあり、広報でも取り組んでいくべきだと考えたためである。自らの考えを発信し、共有することで、総勢80名のサークル員に協力してもらい実行した。結果、多くの人々に動画を見て頂き、集客目標を達成できた。この経験から、想いを持ち続け、考え行動することの大切さを学んだ。

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