■学生時代特に力を入れたこと2つ

 【アカペラサークルでのライブ広報】前年の2倍という集客目標を達成するため、WEBで広報を行いました。アカペラやサークルの魅力を伝えることが必要と考え、演奏動画を作成し、1か月間毎日配信しました。結果、サークルの認知度が上がり、目標を達成することができました。
 【長期インターンシップ】大学外で活動の場を増やしたいと考え、1年以上続けています。実際に営業などを経験して、スキルや考え方など身をもって学ぶことができました。自ら環境を変え、吸収しようとすることの大切さを実感しました。

■あなたの長所・短所は何ですか。

【長所】最後までやり遂げる粘り強さ【短所】頼られると断れないところ

■あなたの「原点」を教えてください。

合唱団や吹奏楽部といった団体での経験で培われた「責任感」です。

■就職活動において、あなたはどのような基準で企業選びをされていますか。

①ものづくりや仕組みづくりに関われるか、②人々の生活に直結するか、③自社の事業フィールドを広げようとしているか、の3点を基準としています。

■凸版を志望する理由と興味のある分野

 【志望理由】幼い頃から合唱や吹奏楽に打ち込み、全員でひとつの音楽を作り上げてきた経験から、チームでひとつのものや仕組みを作り上げることに関わりたいと考えています。クライアントの課題解決に取り組むことで、企画からものづくりにまで一貫して関わることができる印刷会社に魅力を感じました。中でも貴社は、印刷技術や強いグループ力を基盤として、印刷という枠組みを超えて変化しています。このような環境ならば、さらに自分の関わるフィールドを広げていけると考え、貴社を志望しました。
 【興味のある分野】マーケティングや、マーケティングを活用したプロモーションやパッケージの分野に興味があります。大学時代に専攻として学び、その面白みを感じたからです。ビッグデータの活用などといった最前線に立ち、消費者のニーズやウォンツをとらえることで、生活を豊かにしていきたいと考えています。

■企画職を選んだ理由と自身のアピールポイント

 【企画職を選んだ理由】大学時代に学び、魅力を感じたマーケティングを活かして仕事をしたいと思ったからです。また、今まで自分の考えやアイデアが形になったことにとても喜びを感じたため、情熱を持って取り組んでいけると考えました。
 【アピールポイント】私の強みは、最後までやり遂げる粘り強さです。例えば、ゼミでグループ論文を執筆した際、何十回も分析をやり直し、納得いく結果を導き出しました。マーケティングなどの企画職は、正解のない問いに挑んでいかなければいけませんが、強みを活かして考え抜いていきます。

□2020年の情報コミュニケーション事業像

■2020年の社会とビジネス上の注目ポイント(800字)794
【私が考える2020年の社会】
 東京オリンピック・パラリンピックの開催を直前に控え、湾岸エリアの再開発や道路の改修を中心に建設が進んだ2020年の日本。建設・不動産業にけん引され、景気も上向きになっています。しかしそんな経済状況とは打って変わり、社会問題は今より一層深刻になっているでしょう。少子高齢化、そして少子高齢化に伴う社会保障費の増加、増税、年金受給額の減少。景気は上向きとはいえ、人々の節約志向や消費意欲の低下は継続的なのではないかと考えます。産業の面では、やはりITが大きな変化をもたらしています。デジタル・ネイティブと呼ばれる世代が増え、より新しい情報を取り入れやすい社会となっています。かつて携帯電話に代わりスマートフォンが普及していったように、スマートフォン、あるいはタブレット端末に代わってウェアラブル端末が急速に浸透していくと考えられます。
【ビジネス上の注目ポイント】
 そんな2020年の社会の中で、私が考える注目ポイントは2点あります。1.「節約志向」、2.「ウェアラブル端末の普及」です。節約志向とはいえ、不景気が原因ではないため、「安さ」が最優先ではないと考えられます。消費者は「質」を見極め、無駄に消費をすることがないように慎重になるのです。したがって、消費者のニーズを満たし、効果的な情報を消費者に発信することで、十分に顧客を獲得しうる可能性があります。また、今までと形態の違うウェアラブル端末が新たに普及することによって、アプリケーションを中心に大きなビジネスチャンスを生むことになると考えられます。現代日本にとってのスマートフォンやタブレット端末と同様に、ウェアラブル端末が、情報コミュニケーションにおいて重要な役割を果たすのは間違いないでしょう。以上の理由から、1.「節約志向」、2.「ウェアラブル端末の普及」が2020年における注目ポイントと考えます。

■注目ポイントであなたはどんなビジネスをしたいですか。(1200字)

 1.「節約志向」、2.「ウェアラブル端末の普及」、この2つの注目ポイントから、私は「ウェアラブル端末・拡張現実(AR)を用いた店頭プロモーション」をビジネスとして立ち上げたいと考えます。
 前述のとおり、消費者は「質」を見極め、無駄に消費をすることがないように意識をします。「質」を見極めるには情報が必要です。消費者にとって情報は、2次元より3次元で与えられたものの方がよりリアリティを持つことができ、理解につながります。そこで用いるのが、拡張現実と呼ばれる技術です。拡張現実とは、現実の空間をコンピュータで増強・拡張する技術のことを指します。現段階であればカメラであるマーカーと呼ばれる印を読み取り、端末のディスプレイ上で合成し表示するという形です。わざわざ端末を取り出してマーカーにかざし、ディスプレイを見る必要があります。しかし、今後普及するであろう眼鏡型のウェアラブル端末を使うことによって、レンズのようなスクリーンを通して、より自然に拡張現実という技術を利用できるでしょう。そして、よりリアリティを持って消費者に訴えかけることができるのではないかと考えます。
 【具体例】では、実際にどのようにプロモーションが展開されるのかを考えてみます。例えば、ある女性用シャンプーのプロモーションにこの「ウェアラブル端末・拡張現実を用いた店頭プロモーション」を採用したとします。端末を付けていない状態で見ると、売り場には商品が並べてあるだけです。しかし、端末を通じて売り場を見ると、拡張現実によって作り出された髪の美しいCMタレントが見えます。普段は画面を通じて見るタレントがすぐ近くにいるかのように合成されて見え、とてもリアリティを感じます。さらに、いくつかの質問に対する回答などの合成データを用意しておき、消費者の端末で音声を認識することによって、拡張現実の中でタレントに質問に答えてもらえるサービスも考えられます。一方通行でプロモーションを行うより、双方向のコミュニケーションを用いた方が、より商品のことを理解し、魅力を感じることができます。この具体例はCMタレントを想定しましたが、様々なパターンが考えられます。例えば、子供向けの人気キャラクターや、主婦向けに美味しそうな料理など、ターゲットや扱う商品によって多くの可能性があります。
 以上のように、2020年に普及するであろうウェアラブル端末と、現在使われ始めている拡張現実の技術を用い、店頭でのプロモーションをビジネスとして展開したいと考えています。このような仕組みづくりを通じて、新たな消費者へのアプローチ、そして接点を生み出し、より人々の生活を豊かに変えていきます。

新規会員登録はこちら
ページトップ