あなたが『明日を変えた経験』について教えてください。  【1】それはどのような経験で、どのような目標を設定し、どのような成果を上げることができましたか。(400字以内)

 私の明日を変えた経験は、大学3年の4月より7か月間行ったIT企業でのインターンシップである。全国の情報システム部員向けの既存の無料Q&Aサイトに、新たなサービスを加えて有料化するというプロジェクトを任された。このプロジェクトは、より多くのユーザーが抱えている問題を解決し、サイトを利用するユーザーを元気にすることを目的としたものである。上司は放任主義で、特に指示はなくもう一人のインターン生とともに全て一から考えた。インターンシップ任期内に有料化させることを目標として設定した。そのために具体的には、有料化の仕方、サイト構築の仕方、リリースまでのスケジュリング、ユーザーのニーズ把握等を行った。結果的に問題が起きてしまい、任期内にサイトをリリースすることはできなかったが、後継者に引き継ぎさえすれば、直ぐにでもサイトをリリースする段階まで完成させることができた。

2.【1】の目標達成のために具体的にどのような行動を起こしましたか。(400字以内)

 私は、目標を達成するために以下の3つの行動を起こした。第一に、現状わからないものと将来起こり得る問題点を可能な限り洗い出し、社員の方の協力を得ながら、本やネットを中心に調べた。第二に、調べ上げた事柄をふまえ、既存のQ&Aサイトにはどのような可能性があるのか列挙し、各々のケースのメリットデメリットを掘り下げて考察した。第三に、考察した各々のケースを比較し、最もメリットが多くデメリットの少ないものを組み合わせ、企画書にまとめ上司に提出した。しかし、知識の浅さやリスクヘッジの甘さ、本来の目的とのずれを指摘され、なかなか企画を通すことができずとても悔しい思いをした。上司の指摘には具体性がなかったため、その指摘の意図を模索しながら調査と考察を繰り返し、企画書を何度も作り直した。最終的にユーザーを元気にできる有料サービス案が完成し、上司や管理部門に企画を通すことができた。

3.上記の経験により、あなたの明日はどのように変わりましたか。(400字以内)

 以上の経験により、何もないところから模索しながら目標に向かって進む難しさと新しい達成感を知った。今までは、もともと持っていた能力や技術にさらに磨きをかけて伸ばし、結果を出すことによって達成感を得ていた。例えば、幼いころに近所の公園でソフトテニスをしていた際に友達に褒められ、ソフトテニスを始めた。厳しい練習を重ねて小中高通して地区選抜に選ばれるなど、結果を残して達成感を得ていたことが挙げられる。また、ゼロから何かを考えたり創り出したりすることには幼いころから苦手意識を感じてきた。例えば、クラスの話し合いでは1番に手をあげるのではなく、出た意見に対して自分の考えを述べることが多かったことが挙げられる。しかし、今回の経験ではこの苦手意識を克服し、今までにない新しい達成感を得られた。私の明日は、新たな達成感と今後の仕事に対する期待で自然と笑顔があふれた。

アステラス製薬を志望する理由について教えてください。(400字以内)

 私は、2つの軸をもとに企業を見ている。1つ目は、人の強い期待に応える仕事であること、2つ目は、仕事を通してその道のプロになれることである。この2つの軸をもとに様々な業界を見た。製薬業界は、自分が頑張れば頑張るだけ困っている患者さんの強い期待に応えることができる。さらに、自分よりも専門的な知識を持っているドクターに営業をすることで、ドクターから様々なことを教わりながらその道のプロに近づくことができる。よって、私の2つの軸にマッチングしているため製薬業界に興味をもった。貴社は、患者さんの期待に応えようとする姿勢と、売上を伸ばし国内売上高1位を目標とする成長意欲、この2つのバランスが良く、とても魅力的であると感じた。さらに、「絶対にタケダを抜き、一番になる」と人事の片柳さんが宣言しており、その熱意と言葉が私の心に響き、強く共感したので志望している。

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