設問① キヤノンは、学生の本分である学業への取り組みを大切に評価したいと考えています。あなたが専門として力を入れている学問とどのように向き合っているか、具体的に教えてください。(その学問の魅力、取り組み事例、そこから得たこと など)(400字以内)

 大学院では社会学の観点から都市廃棄物管理について学んでいます。中国の都市を事例として取り上げ、アンケート調査や分別実験前後の比較などを通して、ゴミ分別を実施していく上での課題と対策を研究しています。人口増加や都市化の進行が不可避的にもたらす廃棄物問題には、法規制や技術開発から個人の意識・行動に至るまで考慮すべき側面が無数にあることが学問としての魅力だと思います。また、JICAのODAプロジェクトでは、現地での聞き取り調査や報告書作成などを担当させていただいたことで、実際の現場とつながりながら学問を実践する醍醐味を味わえた気がしています。研究や調査は自分だけの力では成し遂げられないことが多々あり、大きな組織におけるチームワークのあり方やそこでの自分の動き方など、学問以外で学ぶべきことも数多くありました。卒業前に少しでも社会人としての生活を実体験できたことは、貴重な財産になったと感じています。

設問② ①以外に、あなたが力を入れていることは何ですか。具体的に教えてください。(400字以内)

 日本語、中国語の通訳スキルを高めることです。学部時代には日中同時通訳を専攻しており、4つの日本語関連全国大会に出場しました。自分の得意分野を存分に発揮し、満足できる成績を得ることができましたが、私にとっては日々の生活が日本語と中国語の双方を身につける大切な過程でした。そうした不断の積み重ねがあるからこそ本番でも結果を出せたのだと痛感しています。現在でも、日本語と中国語を常に意識して生活するよう心がけています。例えば通学の電車内で流れるニュースを同時通訳したり、二ヶ国語で書かれている本を読んで勉強します。また、現在手がけているプロジェクトでは資料の翻訳、現地調査での通訳なども担当しました。またとない生の現場での訓練として、積極的に参加するようにしています。現状を維持するだけではなく、新しい自分にチャレンジし続けることが大切だと信じています。

その職種を希望する理由 (全角120文字まで)

広報・宣伝
モノを伝えること、心を揺さぶること。広報の仕事の醍醐味は、感動を与えることだと思います。広告や映像、キャッチコピーなど、視線の片隅だけれど心に残る瞬間が、大きな影響を与えるはずです。今度は自分自身がその感動の一瞬を創りたいと希望します。

表彰・その他 (全角120文字まで)

上野学園ゴードンストーン英語スピーチコンテスト優勝、中国全国通訳大会優勝、カシオ杯スピーチ弁論大会総領事賞、北京市大学生武術大会太極拳部門優勝、日中省エネ環境フォーラム通訳、日中交流協議機構・長城計画訪中団アテンド及び通訳

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