◆研究課題もしくは興味のある課題についてお書きください。 [300字以内]

 私は現代中国の政治経済について研究する唐亮ゼミナールで、「日系企業の中国進出」にテーマを絞って論文を執筆しています。先行文献を読むと、中国でのビジネスには様々なリスクが存在するため、日系企業は撤退すべきだという意見が数多く見受けられました。しかし私は、これは行き過ぎた意見であると考えており、「チャイナリスクがある中でも、条件次第で日系企業は中国で成功できる」という仮説を持つようになりました。この仮説を証明していくために、現在は学術的論文に留まらず、新聞やビジネス誌なども利用して、中国での事業拡大に成功している企業をピックアップし、その企業の共通点、及び中国での成功の条件を探しています。

大学時代に力を入れて取り組んだこと について、2つお書きください。

◆テーマ(1) [50字以内]
予備校での進路指導アルバイトで、受験生向けの講演会チーフを務めたこと。

◆内容(1) [500字以内]
 「生徒にとって最高のイベントを作り上げたい!」という想いがあった私は、受験生向け講演会のチーフに立候補しました。私はニーズに合わせて内容を思い切って変えることを提案しましたが、メンバーは「無理して変える必要はない」と考えていたため、初めは意見が受け入れられませんでした。そこで私は、講演は一時間の勉強時間を犠牲にして来てもらうものなので、一時間の勉強以上の価値を提供する必要があるのだと伝えたところ、メンバーが私の想いに共感してくれ、提案が受け入れられました。そして私たちは「やる気の向上とやり方の提供」が大切であると考え、以下の二点に取り組みました。一点目に、大学卒業後の将来も見据えた話を盛り込むことで、受験の大切さを伝え、勉強に消極的な生徒のやる気アップを狙いました。二点目に今までのアンケートを全員で分析し、その分析をもとに内容を練ることで受験生のニーズを満たすことを狙いました。以上の取り組みにより、私たちは生徒の満足度を飛躍的に向上させることができました。この経験で私は、熱意を伝えきることの大切さ、そしてニーズを見極め、それに応える努力をすることが満足度アップに繋がることを学びました。

◆テーマ(2) [50字以内]
インターンシップへの参加
◆内容(2) [500字以内]
 「自分の力を試し、優秀な人たちから刺激を得たい」そう考えた私は、3年生の夏にインターンシップに積極的に参加しました。特に力がついたのは、グループ毎に企業の成長戦略を考えて発表し、順位を競うというプログラムのインターンシップです。私たちのチームは優勝を目指していましたが、初めは生産性の低い議論が続いていました。そこで私は、優勝のためには発表の「内容と見せ方」の二つを磨くことが重要であると考え、以下の取り組みを提案、実行しました。まず「内容」を磨くために、必ず目的を明確にしてから議論をしました。余計な議論を避け、全員で目的を共有して議論を進めることで効率性が高まりました。次に「見せ方」において工夫しました。中間発表で他のチームの発表を見てみると、内容が優れていてもそれが伝わりにくいものばかりでした。そこで私は他チームとの差別化を図るためには、小学生でも理解できるような説明が必要だと考え、発表練習を動画に撮って確認し、改善を繰り返しました。以上の取り組みにより私たちは見事優勝することができました。私はこの経験を通して、目標達成に向かって効率的に準備を進めることが結果に繋がるのだと学びました。

◆あたらしい飲料文化を創造するキリンの第一期生として、あなたの強みを活かしてどのように活躍していきたいですか。   [400字以内]

 「第一期生に求められるもの」それが何かを考えた時に、私は「変革をもたらすこと」と「模範的な存在になること」であると考えました。さらなる成長に向けて一つになった貴社の一期生には、その成長を後押しするような「変革力」が必要であると思います。私は「現状維持は衰退である」という価値観を持っており、少しでも現状を改善するための提案ができる人間です。よってこの強みを生かして、自分なりに考えた意見をぶつけ、変革をもたらしたいです。次に模範になることについてですが、やはりスタートを担う一期生になる以上、後輩からも「あの先輩のようになりたい」と言われるような存在へと成長することが必要であると思います。私は取引先の課題を解決するための提案を、自社商品を用いて行うことで、自社と取引先の双方に利益をもたらし、また熱意を絶やさずに努力することで、「姿勢」という面でも、将来の後輩たちの模範になっていきたいです。

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