課題1:あなたが学生時代にした最大のチャレンジは何ですか?(300文字以上500文字以内)

 水泳部に途中入部し、部員の一人として信頼を獲得したことです。私は他の部員のサポート等に努めました。具体的にはトレーニング方法や丈夫な身体作りのための栄養、身体のメンテナンスに関する知識を学び、共有することで自らの価値を提供しました。私は大学に3年次編入学したため、途中入部しました。突然「先輩」となった異分子の私は、幹部としてチームの運営ができず、周囲からの信頼を獲得するためになにが必要なのかを考えました。そこで私は部員のサポートに徹底して取り組むことにしました。実際に試合のレース間に部員のマッサージを行い、全員が最高の結果を出せるように努めました。以上より、実際に記録を伸ばした部員もおり、チーム全体の士気向上を実現しました。また全国大会団体出場の権利がかかる試合に臨んだときは、全員が最高の結果を出して初めて実現できることであったため、失敗は許されない状況でした。その中で全員が最高の結果を出すために、試合1週間前から試合への調整練習に合わせたマッサージや身体のケアなどの部員のサポートにあたりました。またこれを自分自身も共有することで全員がまとまって一つの目標を目指すことができました。 (498)

課題2:あなたが考えるデベロッパーに求められる資質はどういったものでしょうか?ご自身に照らしつつ、お答えください。(300文字以上500文字以内)

 私はこの資質について次の3点が挙げます。第一に、まちをつくることで社会に貢献したいという思いです。私は中学2年時にまちづくりをすることで社会を支えていきたいと考えて、高専の土木工学進学を決意しました。実際にOB訪問においても、まちづくりという壮大なプロジェクトに関わることで長期的に社会に貢献したいとおっしゃる貴社の社員の方々のお話を聞いて、感じた共通点であり、重要な資質だと考えています。第二に、多角的な視野を持っていることです。まちづくりを行うにあたって環境や周囲の人々から様々な課題が浮かび、これらを様々なアプローチで解決していくことが求められると考えたからです。特に複合的な機能を有するまちにおいては、その課題の解決にも一方向からのアプローチでは解決できず、柔軟に対応する必要性を感じています。第三に、まちが持つ課題の重大性を認識していることです。国際競争力や災害に対するまち全体の強さなどについて十分に理解していなければ、課題への的確なアプローチができず、課題解決は実現できないと考えるからです。以上3点の資質を私は有しており、貴社で仕事をしていく中で活かしていけると考えています。 (496)

課題3:あなたが理想とする街はどのような街ですか?何故そのように考えるのか、理由も併せて教えてください。(200文字以上400文字以内)

 私が理想だと考える街は、存在する施設それぞれが役割を持って機能し、街全体の機能を支えている街だと考えています。その中で街に利用したり、居住したりする人々が満足するような価値を提供していなければならないと考えています。そこで必要となる要因は、多種多様であり、複合的な機能を持っていることが理想的です。長期的にみて持続的な発展が可能であること、街ごとの特徴によって変化するお客様にとっての価値を把握すること、国際的に魅力を発信できることなどが挙げられると考えています。このほかにも、日本においては南海トラフ地震や首都直下型地震が近い将来発生すると予測され、地球温暖化による異常気象および台風巨大化の問題も顕在化していることから、災害に強い街であることが重要です。この点については、ハード面およびソフト面の両面から強い街をつくる必要があり、人々が安心して安全に利用するには不可欠であると思っています。(397)

課題4:あなたは三菱地所でどんな仕事をし、何を成し遂げたいのか、そのように考える理由も併せて教えてください。(200文字以上500文字以内)

 私の夢は「自ら主体となって人と関わっていく中で独自の価値の創造し、人々の生活を支えていくこと」です。その過程で、事業に主体的に関わることでゼネコンや広告代理店といった様々な分野の専門家の中心となって事業全体を管理し、創りあげた価値を社会に提供できることに大きな魅力を感じます。また私自身が幼少期に阪神淡路大震災を震度7の地域で被災し、復興する街を見てきたことから、防災にも視点を向けた街づくりをしたいと考えています。総合デベロッパーとしてならこの考えを持った上で、街づくりに関われるのではないかと考えました。さらに、貴社は複数のオフィスや商業・娯楽施設等を結合した開発を行っており、訪れる人やまち、自治体を含めた全てに相乗効果をもたらすまちづくりを目指しています。以上の理由から人々の生活を支えるという私の夢を新たな付加価値を加えて実現したいと考えています。一方で、貴社は日本の国際競争力の低さを問題視しており、国際都市間競争に勝つという明確な目標を持っています。私は貴社のこの目標達成にも寄与することで、自分自身の夢だけでなく、貴社や社会の発展の実現に貢献したいと考えています。 (490)

課題5:あなたはどのような方法で三菱地所に関する企業研究を行い、どのような点に共感して頂いたのでしょうか?(300文字以上500文字以内)

 私は研究室の先輩から総合デベロッパー、貴社について聞いたことをきっかけに興味を持ちました。そこで仕事理解セミナーに参加し、貴社の企業理念に共感し、興味・関心が深まったため、OB訪問や採用ホームページ等を参考にして企業研究を行いました。その中で特に共感したことが、管轄する地域全体に一貫性を持たせて開発をしている点です。私は、オフィスビルを単体で建設してまちづくりとするのではなく、環境や周囲の施設と相互に補完していくまちを一貫性のある良いまちだと考えています。この面的な開発・運営のプロジェクトの広大さにおいては、貴社が業界内でも随一であると考えています。さらに長年の蓄積による不動産運用ノウハウから長期的視野でプロジェクト立案をする点についても貴社の強みであると考えています。また、東京駅については「日本の玄関口・象徴としての役割」を持つように、開発施設に役割を持たせており、この役割が日本経済に与える影響についても視野に入れている点に共感しました。限られた日本の土地それぞれに役割を持たせることで最大限に活かし、貴社において新たな付加価値を提供することでまち全体の活性化に寄与したいと考えました。 (500)

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