希望フィールド(コンサル)の志望理由と日本総研で取り組みたい仕事内容をご回答ください。

私がコンサルタントを志望する理由は、『社会貢献』をしながら『成長』することが出来ると考えるからです。私にとっての社会貢献は、企業の成長を助けることです。企業を成長させる手伝いをすれば、その先には社会の発展があると定義づけました。さらに、私は成長することに喜びを感じます。コンサルタントは多忙だとよく聞きますが、それはすなわち多くを学ぶことが出来ることと同義であると考えます。私がコンサルタントとして貴社で取り組みたい内容は、貴社が所有する「幅広い業務内容やクライアント様との経験に基づいた知識、ITの強み」を最大限生かして、中小企業の発展を助けることです。中小企業は大企業よりも資金が少ないです。少ない期間でしかコンサルタントを雇うことが出来ません。その時に、私が貴社の経験を総動員し、短期間で最大の成果を発揮させます。貴社の経験とITの知識があるからこそ成し遂げられることを、私は取り組みます。

あなた自身の成長戦略を教えて下さい。

若い間に多くの事を経験し、30代の時点で自分の強みと言えるような領域を得ます。その為に現在私が意識していることは「多面的思考を持つ」ことです。凝り固まった一面的な思考を持ってしまうと、物事から得られる経験・価値を最大限生かすことができないと思います。多面的思考を常に意識し好奇心を大切にすることで、幅広い知識と専門知識を両立させるコンサルタントになれると考えています。

現在、社会や企業が直面する問題について、ひとつを選び、その原因を分析するとともに、対策を考えてみて下さい。

『日本の国際競争力の低下』を取り上げます。
2013年国際競争ランキング(IMD)において日本の順位は24位です。90年代初頭の日本は第1位でした。世界のGDPに占める割合をみても、90年代初頭の約半分まで落ち込んでいます。
なぜ日本の競争力は低下してしまったのでしょう。原因は2つ考えられます。
1.他国の成長
2.自国の停滞
1の他国の成長は数字から見ても明らかです。特にアジアの成長は近年目を見張るものがあり、中国や韓国、シンガポールなどが日本よりも上位にランクインしています。グローバル化が進む現代において他国の商品を自国内で手にすることは容易となり、日本の高価な製品よりもアジアの安価な製品の方が、世界的に需要があるということでしょう。現在の勢いから将来性も見込まれます。
私が特に取り上げたいのは2の自国の停滞です。外部環境よりも内部環境において改善すべき点があると考えます。日本の弱み、それは企業のマーケティング力不足です。日本の技術力は世界的に見ても高水準であることは間違いありません。「モノづくり国、ニッポン」というブランドイメージはまだまだ有効でしょう。
しかし、モノが溢れる現代において商品の質だけで勝ち残ることは難しくなっています。ある程度の質+αの要素を加えた商品が、グローバルにおいて評価される時代となっています。Appleのクラウドシステムなどが例として挙げられます。日本は自分達の技術力に頼りすぎている嫌いがあり、+αを提供するためのマーケティングにおいて余りにも脆弱であると考えます。マーケティング力不足である現状を企業それぞれが理解すべきでしょう。マーケティング力不足を受け入れた後の対策としては、例えば現在のマーケティング部の強化や、マーケティング部以外の現場などに対する意識改善・浸透などが挙げられます。技術力と、それを提供するマーケティング力の重要性に気づくことが今の日本には求められます。

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