就活のプロが語る

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【元リクルートグループの執行役員が語る②】人生100年。80歳まで働く時代に。

【元リクルートグループの執行役員が語る②】人生100年。80歳まで働く時代に。

前回ご好評をいただいた【元リクルートグループ執行役員が語る】企業から見た「今年の就活」に続き、今回は長い人生の中で労働者として過ごす時間についてお話しさせていただきます。

LIFESHIFTという本を読んだことがありますか?

この本の中では、就活生の皆さんより少し若い、17歳のジェーンというモデルが登場します。この年代の平均寿命は、医療などテクノロジーの進歩などもあって、100歳になるということです。健康年齢も伸びて、永くイキイキと歳を重ねていくのです。
一方で日本は少子高齢化に歯止めがかかりません。
皆さんの時代にもらえる公的年金は・・・残念ながら、圧倒的に少なくなるのです。
つまり、皆さんは80歳くらいまで「働かなければならなくなる」とそうです。

LIFESHIFTという本を読んだことがありますか?

60年働くための、「My 1st就職」とは?

既に、起業やフリーランスという働き方など、一時期の「正社員になれないフリーター」とは違う、「積極的に雇用されない」生き方や、雇用されていても副業を認める企業が増えるなど、日本における「働き方」も多様化しています。

また、2008年のリーマンショックによる就職氷河期や、景気回復による超売り手市場に変化した現在も、新卒3年での離職率は30%を超えています。

出典:厚生労働省「新規学卒就職者の在職期間別離職率の推移」
http://www.mhlw.go.jp/file/06-Seisakujouhou-11650000-Shokugyouanteikyokuhakenyukiroudoutaisakubu/0000140596.pdf

理由はいろいろあると思いますが、真剣な就職活動を通して「相思相愛」で入社したせっかくの会社でも、三人に一人は、3年以内に転職をしているのです。
まして、皆さんの人生が60年働くことを考えると、新卒で入社する会社で働くということ、人生におけるそのウエイトは、実はそんなに大きくないのかもしれません。

60年働くための、「My 1st就職」とは?

中距離走で「働く」を考える

私がいた会社は、新入社員にアンケートを取ると「定年退職まで働きたい」と考えている人は毎年ほぼ「0%」でした。将来、起業するために、日本で最も営業力を付けられる会社として入社してくる人もいました。

会社に入ることは決してゴールではありません。
就職して、たかが3年で分かってしまうゴールなど、ほとんどないと思います。
一方で、80歳までどんな仕事をしているかも、ちょっと無理、考えすぎですよね。

新卒で入社してからの社会人10年。
そんなスパン(期間)で考えてみましょう。

どんな「在りたい姿」=目標を掲げますか?
どんなチカラを付けていたいのか?=自分の価値をどれだけ増えているのか?
そのために何をするべきなのか?=努力する方向性の確認

「会社を利用して」なりたい自分に近づく。60年働くための基礎体力をどう創るのか。
そんな「中距離走」的な見方で就活を考え、企業選びをすることも大切だと思いませんか?

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