(1)投資銀行業務を志望する理由(300文字)

私は、「強い目的意識を持つ人達と共にNO.1に向かって努力し、顧客との信頼関係を築くことで成長し、日本経済に大きな影響を与える」というビジョンを持っている。そのビジョンを達成するためには、以下の3つの環境が必要である1、「自分」という商品で勝負しなければならない環境で、リスクをも超えた信頼関係を構築する。2、顧客に最高の提案をするという目標のために、誠実に努力する。3、企業の意思決定に関わり、経営者と対等な立場でビジネスできるよう、成長する。貴社の投資銀行部門では上記3点だけでなく、過渡期であるグループシナジーの増大によってシェアを拡大し、日本経済へ大きな価値を提供できるため、貴社を希望する。
(300字)

(2)自己PR(300文字)

私の強みは、「長期間に及ぶ課題において、効率よく、着実に課題をこなし、目標を達成できること」である。私は、困難なことを成し遂げ、評価されることが好きだ。国際取引に関わるキャリアを志望しており、有価証券取引などの実務的な知識を身につけるため、5か月で通関士試験に合格することを目標にした。【手段】1.受け身ではなく、仮説や疑問をぶつけ、確認することで理解を深めた。2.通学に往復4時間かかり、時間の制約があった。そこで私は、机でする課題と隙間時間にする課題を分けて効率的に取り組んだ。3.間違えた問題を10回書き、暗唱するまで記憶した。【評価】 例年より低い合格率8.6%の試験に合格することができた。(300文字)

(3)あなたが人生において苦労した経験。その経験をどのように乗り越え、どのようなことをその経験から学んだか。またその学びは今後社会人となる上でどのように活かされると思うか。(400文字)

1つ目

私が人生において苦労した経験は、「高校3年の時、帰国子女だけの英語クラスに海外経験のない私1人だけ編入させられたこと」である。クラスで最も英語が出来なかったため、授業に出るのが非常に辛かったが、最終的に好成績を残すことができた。【手段】1、帰国子女の人が苦手としていた文法や和訳を完璧に予習して授業に望み、積極的に発表することで、得意部分をアピールした。また、放課後などを使い、彼らに文法や和訳を教えた。2、会話が苦手だった私は、彼らに授業時間外でも英語で会話することを依頼した。私が文法などを教えていたこともあり、彼らは快く了承してくれた。【学び】得意な部分はさらに磨き、それを共有し、苦手な部分は助けてもらい、補い合うことを学んだ。この経験を通じて得た、「組織で自分の立場を自覚し、役割を全うするだけでなく、助け合って目標を達成していく協調的な姿勢」を社会人になる上で活かすことができると考える。
(400文字)

2つ目

私が人生において苦労した経験は、ゼミ生11人で15万字の共同論文を完成させたことである。【困難】1、大規模な論文のため、今やっていることが本当に正しいのかという疑念が常にあったこと。2、ゼミ長として最も理解していなければならなかったこと。3、ゼミへの優先順位が各々違っていたこと。【手段】1、全員が集まれない日でも議事録や各自の進行状況をクラウドで共有し、何のためにその作業をしているのかを意識させた。2、1人で背負う必要がないことを痛感した。自分とは違うタイプで、推進力になる人を使いこなした。3、このメンバーでやり遂げたいと思ってもらうことを最優先し、自分らしくいられる雰囲気作りに励んだ。【学び】組織を1人でマネジメントすることは非常に難しい。この経験を通じて得た、「組織で自分の役割を全うするだけでなく、助け合って目標を達成していく協調的な姿勢」を社会人になる上で活かすことができると考える。(398文字)

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