『信頼』。これぞ、16卒就活生に唯一必要なこと。

タイトルの通り、16卒の学生が早期に内定をとるためには面接官からの『信頼』が本当に大事になります。

面接官からの信頼といっても様々な意味があります。
しかし、こと16卒の就活において大事になってくる面接官が学生に問う『信頼』は
自分の経験上、「2つ」あるかと思います。

1.「君の頑張ってきたことって本当?」
2.「本当にウチが第一志望?」

1に関しては、今流行りの『コンピテンシー面接』形式が多いです。

ひたすら深堀をしてきます。

例えば学生時代頑張ったこと。

何を頑張った?はもちろんのこと、ここから怒涛の突っ込みが来ます。

「何故それをがんばった?」
「どのようにがんばった?」
「その中でどのような課題があった?」
「その課題を生じさせた原因ってなに?」
「その原因はいくつあった?」
「その中でどれに、どのように優先順位をつけた?」
「その原因をつぶす打ち手は何をした?」
「打ち手にかかったリソースってなに?人・金・物で答えて?」
「その打ち手の結果、原因はどうなった?」
「打ち手を講じたあと、課題はどうなった?」
「その中で何を感じた?」
「その感じたことを弊社でどのように活かそうと考えてる?」

これよりもっと深堀りされるケースもあります。

この面接により面接官が見たいポイントは1つです。

ずばり、「この学生は本当にこれを本気で行ってきたのか」というポイントです。

学生側が、就活用にエピソードを考え、それをあたかも本当に行ってきたかのように話すのを面接官を知っています。

当然、小手先で面接を突破する学生は企業側からしたら信頼はできません。

なので、ここは全力でその真偽を確かめにきます。

2.に関しては、仮に内定を出したら自社に入社するかどうかを確かめます。

例えば、こんな質問で確かめてきます。

「弊社を除いて受けている企業を教えてください。」

「その中で優先順位をつけて、一番を教えてください。」

「弊社が内定を出したら、どちらに行きますか?」

これでもし、

「迷います。考えます。」

など言うと企業側からしたら、

「この子は仮に内定を出してもウチに来ない可能性が高いな。」

と思います。

その為、どんなにその企業に合っていたとしても内定を出さない可能性が高いです。

企業側はこの2つの『信頼』を学生に要求してきます。

2つの信頼を要求する理由

この理由は至極シンプルです。

企業側は例年以上に学生を採用すべきか、採用しても来てくれるかを不安視しているからです。

就活の後ろ倒しは学生だけでなく、企業側もたまらなく不安です。

何故なら、初めての試みだからです。

通常とはスケジュールから選考フローまで全く異なります。

その中でどれくらいの学生が選考を受けてくれ、さらに何をもってその学生を判断するか、
どれくらいの時間でその学生を判断するかを決めあぐねています。

なので、当然採用人数、欲しい人材要件に対してかなりシビアになります。

その学生が本当に来てくれるのか、そして本当に欲しい人材要件にかなっているか。これを全力で確かめてきます。

その結果、

「学生が本当に来てくれるのか」→志望度のチェック
「本当にこの学生はこんな性格なのか」→コンピテンシー面接
となるのです。

相手にどう信頼してもらうのか。

前述したとおり企業側は、2つの信頼を学生に求めています。

1.「君の頑張ってきたことって本当?」
2.「本当にウチが第一志望?」

では、それをどのように示すか。つまりどのようにしたら面接官を安心させることができるかです。

1.に関しては、大前提として、本当にあったエピソードを使います。

その上でそれを様々な角度から検証してみることが対策です。

例えば、5W1H。

これで基本的なコンピテンシー面接なら突破できます。

2.に関しては、『パッション』を見せてあげてください。

体育会でなくても、体育会系にはなれます笑

御社のみです。もはや御社落ちたら転職でまた来ます。そもそも落ちないようにします。

と言ってあげたら安心すると思います。

最後に~皆さんへのエール~

16卒に関しては、15卒と比較してかなり選考時期が短いです。

ですので、この『信頼』さえしっかり相手に与えることができれば、内定の可能性は高いです。

皆さんも早期内定目指して頑張ってください!

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