リクルーター面談1回目

【人数】若手社員(20代後半):学生=1:2
【時間】45分
【形式】カフェで自己紹介、ESに沿って面接官から質問
【内容】
1自己紹介 2学生時代力を入れたこと 3会社に入ってどんなことがしたいか
その日に社員にESを手渡す為、社員はそんなに学生のことを知らないことから始まる。
「学生時代に力を入れたこと」や「会社に入ってからしたいこと」を2人交互に聞いてくるが、そこまで深堀りはしてこない。それよりも社員が食いついたのは、学生の私生活の様子や趣味、特技。特にスポーツが好きな人や海外志向、元気いっぱいな学生はウケが良い。面接というより雑談に近い会話をした後、「楽しかった!ありがとう!」と見送られた。

【備考】結果連絡:当日の夜、面接日3/15

リクルーター面談2回目

【人数】社員(50代後半+30代前半):学生=2:2
【時間】60分
【形式】自己紹介 学生時代力を入れたこと(ESに沿って面接官から質問)
【内容】
1回目のリクルーターとは違い、真面目な面接になる。人によっては40代+30代など比較的若い社員が担当になるときもあるが、私の場合は定年退職前の大御所が相手だった。
ESの内容に沿って質問され、疑問を持たれた部分には少し圧迫に感じるほど深堀りされる。しかし「自分が力に入れたこと」「なぜそこに力を注いだのか」をしっかり伝えられると、社員も次第に興味をもってくれ、雰囲気も和やかになっていった。
このリクルーター面接を突破できるか否かは非常に大きい(ここを突破しないと本面接といっても過言ではない)ので、しっかりと自己分析をした上で臨むことをおすすめする。

【備考】結果連絡:当日の夜(1回目のリクルーターが毎回連絡をくれる)、面接日3/23

リクルーター面談3回目

【人数】社員(部長レベル):学生=1:1
【時間】60分(若手社員との懇親15分 面接45分)
【形式】面接
【内容】
3回目は面接ではなく、本面接突破の為のアドバイス講座みたいなもの。今までの2回(人によっては3回)の面接のデータを見ながら、受け答えの仕方を細かくアドバイスをくれた。本面接を想定した質問も何度かしてくれ、「なぜデンソーなのか」というところを学生自身に、より深く考えてもらう場を与えてくれた。

【備考】結果連絡:当日の夜、面接日3/29

人事面談

【人数】社員(人事):学生=2:1
【時間】90分
【形式】個人面接
【内容】
山場と言われる人事面談。社員は超不機嫌(男性には和やか、女性には圧迫な雰囲気らしい)。
学生時代、最も力を入れたことを2つほど聞かれ、「なんで」「どうして」と行動理由をひたすら質問される。
助かったことは、車や会社について全く聞かれなかったこと。会社への熱意よりも「あなたはどういう人なの?」という観点に重心が置かれていると感じる。
自己分析をしっかりして、気持ちを強く持てば大丈夫。

【備考】結果連絡:当日の夜、面接日4/4

グループディスカッション

【人数】社員:学生=2:10
【時間】120分
【形式】GD
【内容】
「もし5万円紙幣を作るとしたら、肖像画は誰にするか」というお題の下、120分ぶっ通しでGD。長期戦になるため体力的に苦しいが、とにかく最後目まで意見を言うこと。意外と鍵を握るのは、部屋の隅っこにおいてあるホワイトボード。これを引っ張り出して使い始めると、ポイントは高いと思う。

【備考】結果連絡:当日の夜、面接日4/7

最終面接

【人数】社員(50代+30代):学生=2:1
【時間】90分
【形式】個人面接
【内容】
50代の社員は終始腕を組んで基本無言。口を開いたかと思ったら、攻めるような口調で学業について質問された。論理的に言えなかった私は、「その研究をもっと詳しく」と言われてしまった。でもこちらが上手く言えなくても、ちゃんと聞こうとしてくれたし、納得いく説明ができるまで待ってくれた。
30代の社員は、ESに沿った内容をする。このときも重点的に質問されたのは「学生時代力を入れたこと」だった。でも1次面接を突破できたらきっと大丈夫。そこまできつくはない。

【備考】結果連絡:当日の夜、面接日4/10

全体を通しての感想

「自分はこういう人間です」ということをしっかりアピールできる人間、そして何か一つ自分が頑張ってきたことについて行動原理を説明できる人間が好かれるように思います。
また、GDでは論理性と協力的な姿勢が重視され、あらゆる視点から選考されているように感じました。
会社が欲しいのは「車が好きな人」ではなく、「自分の意見をきちんと説明できる人」「相手に伝える姿勢がある人」だと思いますので、一つひとつの質問に対して、大切に受け答え出来れば大丈夫だと思います。
選考フローはとてもハードですが、内定を頂いた後は社員さんが盛大にお祝いしてくれますので、しんどくても精一杯食らいついていってください。

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