(1)質問されたこと

・どんな企業見ているか?
・就活で大事にしていることは?
・どこの起業から内定を持っているか?
・自分ひとりで何かを成し遂げるのとチームで何かを成し遂げるのではどっちの方が得意だろうと自分では思っているか?
・今までの色んな経験頑張ってきたと思うが、自分を突き動かす一番の原動力って何か?
・いくら頑張っても出来ないなーと思った経験とかない?
・それを改められるイメージってある?
・自分の悪いところってどんなところだと思う?
・信念とかある?それを曲げなきゃいけないと感じた瞬間とかある?
・なにか聞きたいことはある?

(2)面接官

役員。リクルートに入社して20年近く経つとおっしゃられていた。キャラは冷静沈着。私自身面接は毎回盛り上げようとするのだが今回は相手のペースに合わせて丁寧に質問に答えることを心がけた。

(3)経験談

サウスタワーに到着後、2次面接同様受付から入館カードを渡され23階まで行くよう指示される。23階到着後、個室まで案内、面接官がくるまでここで待つように案内される。なぜか10分以上私は待たされ、緊張しまくっていた(笑)面接官登場。リラックスしてねと促され面接がスタート。役員さんが面接室に入ってきたときはその落ち着きとオーラに圧倒されそうになったがそこはなんとかこらえ、自分のペースで面接を始めることが出来た。質問内容は人事面接同様、就職活動の軸をきかれ、その軸についてひたすら過去の経験を彫られる形式。
面接中、2つの選択肢を与えられて自分はどちらのタイプか聞かれる質問が多い印象だった。ここでもそれはなぜか?過去のどのような経験からそう思うようになったのかを聞かれる。1時間ほど終始過去の経験や価値観を深堀され、最後の30分は逆質問を含めた雑談という感じだった。これはひとそれぞれなのかも知れないが、私の場合リクルートへの志望動機は私は一切聞かれなかった。もちろん事前にリクルートの志望動機は答えられるよう考えていったが、一切聞いてもらえなかった。逆にこちらからどうして志望動機を聞かないのか質問したほどだ。

これは役員ごとに見解が異なる可能性もあるが、私が聞いた話だと
「私たち面接官が見ているのは○○くんがうちの会社で活躍できるイメージがわくかどうかということに尽きる。いい仕事をするためにはいい行動が必要。いい行動をするためにはいい思考パターンが必要。そこを見極めるために過去の経験から君の価値観はどんなものか見極めようとしてるんだよ」とおっしゃっていた。

逆質問を終え、面接が終わりかけたとき、今日の面接はどうでしたか?満足度で言うと何点とフランクに聞かれた。「今のところ50点です。」と答えるとお決まりのそれはなぜ?がかえってきた。「僕が理想とする面接は学生と面接官双方が限られた時間を楽しみ、面接してよかったと思える状態です。僕は楽しめて来てよかったと思ってまいす。役員さんも同じように感じてくれていたらもう50点プラスされて100点です」と返すと「私も楽しかったし来てよかったと思えるから100点だね」と笑顔でおっしゃってくれた。面接終了後、エレベーターまで送ってくれた帰り際、思い出したように「そういえば、うちから内定でたらどうするの?」と最後の最後に志望度を聞いてきた。「もちろんリクルートで働きますよ」と答えてエレベーターの戸扉が閉まった。

(4)対策ポイント

素の自分をさらけ出す勇気
正直他の日系企業での面接は質問内容が決まっているパターンが多いし、定番の自己PR、志望動機で戦えばなんとかなる感はあった。実際それでも内定は取れた。しかしリクルートに限ってはそれが通用しなかった。想定外の質問が当たり前だったし、ひたすら「なぜで」深堀をして詰めてくる。完璧な準備をして完璧な面接を演じさせてくれない企業であり、そのような面接官が沢山いる。特に今回の役員面接ではそれをかなり感じた。ありのままの自分をさらけ出す勇気がある意味必要だと感じた。

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