≪筆記試験≫

筆記試験は玉手箱形式です。
対策として玉手箱形式の本を2~3回繰り返すことです。苦手な人ほど大事ではないかと思います。筆者は特に苦手中の苦手だったので繰り返し問題を解きました。
しかし、玉手箱形式もいくつかパターンがあります。(何回も筆記試験を繰り返すと同じ問題に出会うこともあります)例えば、非言語系のグラフから読み取る問題は何回も同じ問題が出題されます。

≪1次試験≫

証券会社志望の人は特に注意して下さい。
SMBC日興証券に限らず、社員と話してみませんか?という感じで電話がかかってきます。つまり面接とは言わずに社員との対談形式で会社に来てくれませんか?という感じです。今思えば当たり前ですが100%面接です。

1次試験は集団面接ですが筆者の場合、候補者が当日いなかったので事実上の面接官との1対1の面接でした。聞かれた内容は金融業界を志望した理由、なぜ特定職を志望したのか(筆者はこの時SMBC日興証券のセカンダリーとして応募していました。)、就職活動の軸、自分の強み、以上でした。所要時間は約30分間でした。

急な面接形式の「対談」でしたが、とりあえず聞かれた内容に関しては答えたのですが、残念ながら筆者はこの時点で選考に落ちてしまいました。

≪選考落選の原因≫

原因は100%面接に対しての準備不足です。
前述したように社員との対談と勘違いした筆者は面接の準備をすることなく会社にノコノコ現れた感じでした。さらに自分が書いたESの内容も忘れる始末でした。

また、業界研究が不十分だったこと、聞かれた内容に対して抽象的な発言をしたこと(←就活生にありがちなことです)です。まず、証券会社のセカンダリー志望だったのですが、面接官からリテールではダメなのか?ということを聞かれました。
私は理由もなくリテール営業を拒否しました。完全に業界を理解していないことを露呈した結果です。

さらに就職活動の軸について私は「成長」という言葉を発言したのですが、これはおそらくNGワードではないかと振り返ってみて感じています。なぜかというと「成長」という言葉は就職活動において都合の良い言葉であり、汎用性が高いワードだからです。(つまり誰でも使える言葉であり、どの業界でも「成長」することは当たり前であり、金融業界を志望する理由になりえないからです。)

このように軸としてありふれた言葉を使ったこと、また自分が伝えたいことが抽象的すぎて面接官に何回も繰り返し聞かれたことも敗因です。

就職活動の軸はどの業界でも聞かれる内容です。
それなのに軸を疎かにして面接に挑んだこと、自分の強みや志望動機が抽象的で具体性に欠けたせいで自分を上手くアピールすることができなかったこと、総じて全て準備不足が原因ではないかと自己分析しています。

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