就活対策もせずしていたのは合コン

時は大学入学当初にさかのぼります。地方から都市圏の大学へ進学した私は、有頂天になっていました。そこそこの大学へ入学できたこともあって、「ほかの私大の女子や地方大学の人とは違う」と天狗だったわけです。しかも「おのぼりさん」で都会的な生活にあこがれていた私は、サークルで知り合ったイケイケな友達と一緒に、2年生になるころから合コンばかりの毎日でした。つまりかなり痛い女子大生だったんです。

こんなキャンパスライフ全開の日々が楽しかったので、3年生になって就職活動の話がちらほら聞こえるようになっても、気にも留めませんでした。それどころか、あるとき周囲の友達が「その日に短期インターンが入っちゃって・・・」と合コンをキャンセルすると伝えられても、「えー。せっかく今日は大手広告代理店の人たちとの合コンなのに!インターンなんかで、もったいない」と、まじめに取り組むのを小バカにしてすらいました。

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