業界分析をする意義

まず
業界分析をする意義は大きく2つあります。

① 自分が働きたいと思える業界や企業を探し出すため。
② その業界の企業から内定をもらうため。

今回の記事ではこの①の意義のために気を付けてほしい注意点をご紹介します。②のために必要なポイントや注意点については、また違う記事で投稿させてもらいます!

業界分析と自己分析の順番

業界分析をする際に、皆さんに気を付けてほしいことがあります。

それは業界分析を始める前に、自己分析を先に終わらせておくことです。

就活生の多くが自己分析をちゃんとしないまま業界分析を行います。
しかし、この手順には危険性が潜んでいます。

なぜかといいますと
自己分析をせずに業界分析をしてしまうと、ぼんやりと興味のある業界の中に、自分を見つけ出そうとしてしまう危険性があるからです。
すなわち、業界に自己像をすり合わせていくのです。
この作業は自己分析を終え、業界分析を終えた上で、志望動機や自己PRを作成する時に必要な作業とはなりますが、正しい自己分析をする際には邪魔でしかありません。

就活は、この先の人生をどう生きるか本気で考える時間です。

自分がどう生きるか本気で考えた結果、自分は農家になりたい、お笑い芸人になりたいという人がいてもおかしくありません。すなわち、一般的に「就活」と呼ばれる活動をする必要さえないかもしれないのです。

これぐらい自由なスケールで自己分析はする必要があるのです。

それなのに、先に業界分析をしてしまうと、
「この業界になんとなく興味がある」→「自分がこの業界に合っている人間であるかのように自己分析してしまう」
というようなプロセスをたどって、間違った自己分析をしてしまうのです。

業界分析と自己分析の順番

徹底した自己分析の大切さ

また、自己分析をせずに業界分析を先にしてしまうと、自分が本当にやりたいことを知らないまま、業界について研究していくことになります。
業界分析をする際は、自分に合った業界を探す意義があるため、業界選びの軸が必要不可欠です。それなのに、軸を持ち合わせていない状態で業界分析に取り組むのは、あまりに感覚的で、非効率的です。
すなわち効率的な業界分析をするためには、常に「自分に合っている業界であるか」という視点で業界を分析する必要があるのです。

就活は内定の数が一番大切なわけではありません。
もちろん内定をもらうことは大事です。しかし、一番大切なのは自分が本当にしたいことを見つけた上で、それができる企業から内定をもらうことです。

正しい自己分析をするために!効率的な業界分析にするために!
まずは徹底した自己分析をすることを忘れないでくださいね!

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