1次面接

【人数】社員(入社15年目の経営企画部30代女性):学生=1:4
【時間】30分
【内容】
社員からのアイスブレーキングの質問(最近はまってることは何ですか?)→自己紹介→ESに沿って面接
特に、ESの沿っての質問では、1)学生時代に頑張ったこと、2)学生時代の困難だったこと、3)自分の短所と長所、4)最後にひとことあれば で構成されていた。
【備考】
結果連絡→その日の夜すぐ連絡があり、明日2次面接を行うと伝えられた。
面接日:4/1

2次面接

【人数】社員(印刷・ジェット機部門、ライフサイエンス部門の40代男性2名):学生=2:1
【時間】30分
【内容】
1) 自己紹介、2)ほかにどこを受け、どんな面接状況か、3)志望動機(他社との比較によるやや圧迫面接:なぜ日本のメーカーを選んだのか、なぜ留学をしたのに、わざわざ富士フイルムを志望するのか?会社に入って君がしたいことはできるのか?)、4)逆質問(『第二の創業』を経験した社員さんだったので、富士フイルムの激動の時代について、会長が執筆された本に基づいて話を聞いた。)最後の逆質問で、如何に富士フイルムのことを調べ、本気で面接を受けているか、を伝えるまでは、社員さんは終始厳格で、疑ってかかる様子だった。他の富士フイルムを受けた学生も、2次面接ではやや圧迫だったと言っていたので、あえてその態度だったと考える。

【備考】結果連絡→その日の夜
面接日:4/2

3次面接

【人数】社員(人事部の男女):学生=2:1
【時間】30分(面接以外で、事前の社員面談30分・面接前アンケート記入30分有り。)
【内容】1)ESに沿った質問(上記と同様)、2)周りからどういう人間だと言われるか?について、それに基づく経験談と克服方法について、3)志望動機(なぜ富士フイルムに入りたいか、希望の部署以外でも大丈夫か、現在の就活状況は?)、4)最後に一言
【備考】とても話しやすい反面、1次2次の評価も踏まえて質問をしてくるので、一貫した軸を伝えられるかが大事だと感じた。
結果連絡:その日の夜
面接日:4/4

4次面接

【人数】会社側(取締役会長、人事部長):学生=2:4
【時間】20分
【内容】1)自己紹介、2)会長からの質問(1人3分)、3)人事部長からの質問(希望の部署について)
2) 会長からの質問では、地元の話から志望動機まで、人それぞれ全く異なるジャンルの質問をされるが、私個人の場合は、「富士フイルムよりも知名度等全てにおいて勝る他社からの内定をもらっているのに、本当にうちに来たいのか?その理由は?」と言われ、「内定がでたあとも、今ここで会長の前に座っているという事実が、御社へ行きたいという私の志望の証拠です」と言ったら「その返事にはやられたな」と笑顔で返してくれた。→1人5分の持ち時間なので、3次までで話した志望動機や抽象的な話を抜きにして、如何に会長にインパクトを残せるか、如何に富士フイルムへの情熱を伝えられるかがキモだと考える。

【備考】
内定連絡:その日の夜
面接日:4/8

アドバイス

富士フイルムは短所長所を聞いてくることで有名。この会社自身が、カメラのデジタル化によって経営難となった時代に、短所と思われたカメラの原材料を、化粧品の大事な材料(長所)として使用し、新ジャンルへと踏み出したことで右肩上がりの経営へと転換していったという事実があるため、この質問を必ず入れてくるのではと推測する。その為、成功美談よりも、自分の失敗談と、それをバネにして自分がどれほど成長できているのか、を正確に伝えられることが、この会社の面接で最も大事だと感じた。
また、受験者数がたいへん膨大であることと、最終面接までたどり着くには相当インパクトを残さねば、と思い具体的で覚えやすい言葉や面白い言葉などを必ず入れることを心がけた。

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