■志望動機

(1)電機メーカー
○○(会社名)において達成したいことを書け。

(2)外資コンサル
○○で挑戦したいこと、実現したい夢は何か


(3)生命保険
あなたが今までの就職活動において大切にしてきたことは何か? また、それに基づいて当社を志望する理由は何か。

さて、早速1つ目の設問が100%出題されると言っても過言ではない「志望動機」だ。
変則的な聞かれ方をされるとしたら、主にこの3パターンだろう。表現の仕方はどれも微妙に違うが「夢」とか「挑戦したこと」を聞くパターンが主流だろう。3つ目の質問は慣れていない人には難しく感じることがあるかもしれないが、要するに「就職活動の軸」を聞いている。こちらは面接等でも聞かれる頻度が多いので、ぜひ今のうちに考えておいて欲しい。

■学生時代に頑張ったこと

(1)メガバンク
「あなたらしい」と思う学生生活での取り組み(テーマ)を3つ、それぞれ記載せよ。上記3つのテーマの中で、学生生活での取り組みのうち一番「あなたらしい」と思うエピソードを一つ選び、その状況を良く思い出して、行動事実を具体的に詳しく記載せよ。

(2)電機メーカー
これだけは他者に負けない、自分自信の誇れる事柄について記入せよ。(極力客観的な事実や、実際の体験を盛り込んで下さい)

(3)外資コンサル
あなたが過去にチャレンジしたことの中で直面した最大の困難は何か。またそれに対してあなたが何を考え、どう対処したか、その経験が今どのように活かされているかについて記述せよ。

(4)ブライダル
あなたがキラキラと輝いている瞬間はどんな時か。自由に書いて説明せよ。

続いては「学生時代に頑張ったこと」だ。これもどの企業のエントリーシートでもほぼ必ず聞かれる事である。各社どれも質問の仕方は違うが、要するに「自分の強みをアピールするため」の設問だ。
「困難に直面したこと」「キラキラしている瞬間」も裏を返せば「頑張っている時のエピソード」であり、要するに「自己PR」をすれば良いのである。
最近よくあるパターンが一番上のメガバンクの「3つ書き出して、その中の1つを詳しく説明せよ」というもの。1つ覚えておいて欲しいのは、面接になったら、エントリーシートで書いていない他の2つのことについて質問される可能性が高い。なので3つ全部本当のことを書こう。面接ではどれが質問されても大丈夫なように準備しておこう。

■意見文など

(1)客室乗務員
あなたが今までに受けた“最高のサービス”とはどのようなものか?その理由とともに記入せよ。

(2)消費材メーカー
あなたにとっての○○(会社)の魅力は何か。あなたの価値観とともに書け。

(3)化粧品メーカー
あなたにとって「働くこと」とはどういうことか?

最後があなたの考え方を問うてくる「意見文」だ。ご覧の通りどのパターンも共通点があまり無いのが特徴である。しかし最近流行のものは3つ目の「あなたにとって働くとはなにか?」という質問である。
この質問では「働く事の厳しさは分かっているか?」「地に足付いているか?」という社会人としての心構えを聞いているものである。間違っても「社会を良くするため」とかことは書かないことだ。そんなこと書いたら「なぜボランティアしないの?」と言われて終わりだ。
地に足付いた大人としての回答が出来れば問題は無い。

以上がどの企業のエントリーシートで聞かれることが多い設問である。
今回載せた3パターン以外にも「長期戦略を考えよ」というようなものも出てくるが、それは稀であるので今回は省略した。少なくともこの3パターンはしっかりと回答出来るようにしたい。
次回は「エントリーシート」と「面接」の関係を説明したい。このエントリーシートが面接でどのように使われるのかを知れば、より戦略的な面接が出来るようになるだろう。
ぜひ参考にして頂きたい。

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