自己アピールの場として熱意を伝えることが大切

ESを記入するにあたってまず気を配りたいのは、丁寧な言葉遣いを心がけ、誤字脱字がないように配慮するということです。
一度就活が始まれば、採用担当者は短時間で大量の学生からのエントリーシート(ES)に目を通すことになり、そんな時に字が読みやすいというのは非常に重要な条件となります。
書きなぐったような文字が並んでいれば、採用担当者はそれだけで読む気を失ってしまうでしょうし、本当にうちの会社に入りたいのか熱意を疑うことにも繋がるでしょう。
文字自体や非常に綺麗であっても、誤字や脱字が多いのも評価を下げる要因となってしまいます。
文字というのはその人の人柄を如実に表してしまうので、誤字脱字が多ければケアレスミスの多い注意力散漫な人と思われてしまっても仕方ありません。
また、自己アピール欄に空白が目立たないように気をつけることも大切なポイントです。
もしも、自分の会社に送られてきたESが空白ばかりで内容の薄いものだとしたら採用担当者はどう思うでしょうか。
本当に熱意があるのか疑いたくなるでしょう。
自分の熱意を使えるためにも記入欄の8割以上は埋めるように心がけましょう。

言葉遣いに一貫性をもたせる

ESを記入するときには、採用担当者が読みやすい表記を心がけるのが基本ですが、そのためには表記に一貫性を持たせるということが重要になります。
学生がよくやってしまう間違いに語尾がばらばらになってしまうということがあります。
基本的には「です・ます調」の文章でありながら、部分で気に「である調」を使ったりすると文章のまとまりを欠いてしまうので、どちらか一方に統一するようにしましょう。
表記の統一という意味では、繰り返し出てくる言葉を別の言葉に言い換えないということも大切です。
たとえば、自分が積極的な性格であることをアピールするときに、ある文章では「積極的」という言葉を使っていながら、別の文章では「ポジティブ」と書いてみたり「アクティブ」と書いたりするのは、やめるようにしましょう。

内容は比喩表現を避けてできるだけ具体的に

ESの限られたスペースにできる限り多くのアピール点を記入するために、単に内容を羅列したような書き方をする学生の方がいますが、これは良くないです。
また、文学的な表現や比喩的な言い回しを使って自己アピールをする人、これも避けるのが無難です。
自分にはどのような能力があるのか、これまで人生でどのような経験をしてきてそれを仕事でどう活かせるのか、これからの社会人生活に対してどれだけの熱意を持っているのか、といったことを具体的なエピソードも交える形で記入することが大切ですよ。

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