自分から見た自分、他人から見た自分

自己分析とは何のためにするのか?
 
それは、「自分を見つめ直すため」です。
 
その過程で重要なのが、いろんな視点から自分を見てみることです。
①自分から見た自分
②親しい人から見た自分(家族・友人など)
③初対面で見える自分
 
この3つの視点から見てみましょう。
 
 
他人から見た自分を知るために、周りの人に協力してもらい、

自分のことをどう思っているか、どう見えているのか聞いてみましょう。
 
その際に、初対面の印象はどうだったのか、今とどう違ったか、ということも聞いておきましょう。
就活の書類や面接で見られるのは自分のほんの一部でしかありません。
そのときにどんな印象を持たれているのかわかっていれば、
自己アピールするべきポイントもわかってきます。
 
第一印象の通りの印象をアピールするのか、
第一印象と違った面をギャップとしてアピールするのか、
この面接官にはどのような印象をもってもらえれば良いのかを判断して、アピールポイントを変えていきましょう。
いろんな視点から自分を見つめてみて、
どんな風にアピールするのが効果的なのか、考えるヒントにしましょう。

過去、現在、未来

自己分析の仕方として「過去を振り返りましょう」と書かれているものが多くあります。
 
これは間違っているわけではありません。しかし、過去を振り返るだけでは自己分析は十分とは言えません。
重要なのは過去を振り返ることで、
それによって現在自分はどんな人間になっているのか、
将来自分はどんな人間になっていくのか、を考えることです。
 
 
面接でアピールするのは現在の自分、未来の自分です。
でもそれを裏付けるのは過去の自分の経験が必要です。
 
だから、過去を振り返るのです。
過去にどんなすごいことをした、といくら並べても自己アピールにはなりません。
 
それは過去の自分でしかないからです。
 
その経験からどんなことを学んで、どんな風に活かしていくのか、
現在や未来にまで引き延ばして考える必要があります。
相手が知りたいのは現在と未来のあなたです。
過去だけにとらわれず、現在や未来の自分についても目を向けましょう。

自己分析は程々に。。。

自己分析で大切なのは、いろいろな視点で自分を見ることです。
 
自分で自分と向き合うことに必死になってしまいがちですが、
他人の話を聞いてみたり、未来の自分を想像してみたり、
違う視点からも見ることが大切です。
そして、自己分析には答えはありません。勉強とは違うのです。
 
自己分析シートをすべて埋めなくてはいけないと、必死になる必要もありません。
自己分析に正解はないのですから、自分がどんな人間か、ざっくりと理解できればよいのです。
 
自分なりの答えはあってもいいかもしれませんが、それは十人十色です。
自分がどんな人かわからない、と自己分析の落とし穴にハマってしまう人もいますが、
これが正解、というものがあるわけではないので、気にしすぎないことも大切です。
自己分析でやりたいことが見つからなくても、業界研究や企業研究をしていくうちに
興味を持てる仕事が見つかるかもしれません。自分の興味を言語化できるようにしていくことで、志望動機やESも自然に書けるようになるでしょう。
もう一度言いますが、自己分析は「自分を見つめ直すため」です。
 
自己分析に一所懸命になりすぎず、ほどほどにしておきましょう。

自己分析は程々に。。。
新規会員登録はこちら
ページトップ