自己分析

仕事選びに自分の経験を活かすべきか?

仕事選びに自分の経験を活かすべきか?

学生から質問を受ける中で、一番違和感を感じるのはこのような質問です。

「学生時代にやったことを活かせる仕事に就きたいんです。」

このように話してくれる学生には私の方から質問します。

「学生時代にやったことを活かしたいの?活かさなきゃいけないと思ってるの?」

一番重要なのは「活かしたいとあなたが本当に思っているかどうか」

ある栄養学科に通っている教え子に将来像を聞いたとき、食品メーカーなどの食品に関わる仕事をずっとしたいと言われたことがあります。
それはなぜか聞くと、「食品に興味があって栄養学科にいるので」と言われました。

栄養学科の教え子には続けてこう言いました。「栄養学科の人は必ずしも食品の道に進まなくてもいいんじゃない?俺は情報工学系の研究室だったけど、新卒で入ったのは組織コンサルティングの会社だったよ。本当に食品の道に進みたいの?」

彼女はこう言いました。
「でも、栄養学科は文系の中でも授業料が高くて、親にその授業料も払ってもらっているから食品系に行かないと無駄になっちゃうから。」

親にお金を払ってもらっている自覚があることは本当に素晴らしいことだと思います。しかし、この回答でわかったのは「自分がやりたいのではなく、栄養学科に来たから食品系に進まなければならないと義務感を感じている」ということ。

大切なのは「義務」ではなく「意志」

就職活動はよく結婚に例えられますが、もしプロポーズの理由が義務感だったらあなたはどう思うでしょうか?

面接官は純粋に聞いて来るでしょう。「なぜうちを志望したのですか?」この質問に対して「私が栄養学科だからです。」と回答したとしたら、面接は果たして通るのでしょうか。

もちろん、自分のやりたいことを仕事にすることが正しいと言っている訳ではありません。しかし、自分のやりたいことを義務感で消してしまうことは本当に自分の人生のとって、選考を受ける相手企業に取って良いことなのでしょうか?

自分がこの人生で後悔しないように、周りで支えてくれる家族や友達が喜んでくれるためにはどのように考えてどのように生きる道を決めるか。
就職活動にはこのような大切なことが隠されています。

学歴の有無、家族の気持ち、持っている資格、自分の趣味、自分にできること、自分の憧れなどいろんなことがありますが、自分の就職先を決めるときには「どの会社に行ってもよいとすれば、どこに行きたいと思うのか。」という自分の気持ちを祖末にしないようにしていきましょう。

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